漫画「OUT-アウト-」を配信日に最新話のあらすじ紹介を更新していきます!
毎週第2、第4火曜日に漫画「OUT-アウト-」の最新話が配信になるので休載がない限りは「OUT-アウト-」の最新話を更新していきますのでチェックしてください!
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目次
- OUT-アウト-【第212話】のあらすじ・考察
- OUT-アウト-【第211話】のあらすじ・考察
- OUT-アウト-【第210話】のあらすじ・考察
- OUT-アウト-【第209話】のあらすじ・考察
- OUT-アウト-【第208話】のあらすじ・考察
- OUT-アウト-【第207話】のあらすじ・考察
- OUT-アウト-【第206話】のあらすじ・考察
- OUT-アウト-【第205話】のあらすじ・考察
- OUT-アウト-【第204話】のあらすじ・考察
- OUT-アウト-【第203話】のあらすじ・考察
- OUT-アウト-【第202話】のあらすじ・考察
- OUT-アウト-【第201話】のあらすじ・考察
- OUT-アウト-【第200話】のあらすじ・考察
- OUT-アウト-【第199話】のあらすじ・考察
- OUT-アウト-【第198話】のあらすじ・考察
- OUT-アウト-【第197話】のあらすじ・考察
- OUT-アウト-【第196話】のあらすじ紹介
- OUT-アウト-【第195話】のあらすじ紹介
- OUT-アウト-【第194話】のあらすじ紹介
- OUT-アウト-【第193話】のあらすじ紹介
- OUT-アウト-【第192話】のあらすじ紹介
- OUT-アウト-【第191話】のあらすじ紹介
- OUT-アウト-【第190話】のあらすじ紹介
- OUT-アウト-【第189話】のあらすじ紹介
- OUT-アウト-【第188話】のあらすじ紹介
- OUT-アウト-【第187話】のあらすじ紹介
- OUT-アウト-【第186話】のあらすじ紹介
- OUT-アウト-【第185話】のあらすじ紹介
- OUT-アウト-【第184話】のあらすじ紹介
- OUT-アウト-【第183話】のあらすじ紹介
- OUT-アウト-【第182話】のあらすじ紹介
- OUT-アウト-【第181話】のあらすじ紹介
- OUT-アウト-【第180話】のあらすじ紹介
- OUT-アウト-【第179話】のあらすじ紹介
- OUT-アウト-【第178話】のあらすじ紹介
- OUT-アウト-【第177話】のあらすじ紹介
- OUT-アウト-【第176話】のあらすじ紹介
- OUT-アウト-【第175話】のあらすじ紹介
- OUT-アウト-【第174話】のあらすじ紹介
- OUT-アウト-【第173話】のあらすじ紹介
- OUT-アウト-の登場人物
- まとめ
OUT-アウト-【第212話】のあらすじ・考察
OUT-アウト-【第212話】のあらすじ・考察は5月24日に更新します。
OUT-アウト-【第211話】のあらすじ・考察
千紘から相談を受けた二週間後、達也を呼び出した今井は自分は千紘に協力を惜しまないことを告げた後、達也の決断について尋ねる。
達也は年少から出た自分を更生すると信じて受け入れてくれたおじさんとおばさんを裏切ることは出来ないと語り、今回の千紘の頼みは断ると告げる。
今回の喧嘩は“俺の喧嘩じゃねぇ”と呟く達也の姿に対し、今井は一瞬だけ寂しそうな表情を浮かべるもすぐに申し訳なさそうに微笑みながら「今回の件は自分と千紘のワガママだから無理強いは出来ない」と承諾したのであった。
ーー
今井は真剣な眼差しで抗争を中止しなければ通報の合図を千紘に送ることを丹沢と良樹に告げる。
丹沢は良樹と互いに確認し合うように目配せした後、千紘の気持ちは理解したがその要求は呑めないと今井に告げて…。
OUT 【第211話】 考察
ここからは、OUT211話の考察をしていきたいと思います!
今井、丹沢にボコられる未来が確定
丹沢と良樹の覚悟は固く、また千紘が警察に通報した場合に彼女が背負う報復を恐れ、通報の合図を千紘に連絡出来なかった今井。
やはり、丹沢と良樹のことは達也の忠告通りの展開となってしまいましたね。
そんな中、今井は千紘の切実な願いを叶える為に最後の手段としてスタンガンを片手に捨て身で丹沢に向かって行きました。
果たして、今井に勝機はあるのでしょうか。
今井は間違いなく、丹沢に立ち上がれなくなるまで殴られる又は、最悪再起不能寸前までの大怪我を負わされるのは確実だと思います。
正直、今井の行動は無謀としか言えませんし、今井自身で丹沢と良樹を相手に勝機を掴むことは難しいと思います。
今井の為に達也が怒って再戦か?
上記でも少し語りましたが、やはり今井だけでは丹沢と良樹を対抗し、抗争を止めることは困難だと思います。
ただ、なんだかんだで情に熱い達也がこのまま黙って今井が傷付くのを見ているとは思えません。
あくまでも推測ですが…達也は今井が恩人である千紘の為に命を懸けて丹沢と良樹を止めようとする姿に心を突き動かされると同時に今井を容赦無く傷付けたことに対する怒りで改めて丹沢と良樹との再戦を決意するのではないでしょうか。
もしかすると…達也VS丹沢VS良樹という展開もありそうです!
OUT-アウト-【第210話】のあらすじ・考察
今井は千紘の想いを丹沢と良樹に伝え、二人が潰し合うことなく、抗争を終わらせて欲しいと土下座をしながら必死に懇願する。
周囲が騒然となる中、達也は抗争前に今井から明かされた千紘との出会いの話を思い出すのであった。
実は今井の家庭は片親で母親と弟の三人家族だったが、母親は恋人に夢中になり育児放棄をされていた。
当時まだ中学生だった今井は働けず、万引きをしながら弟に食事を与えていたが、コンビニでアルバイトをしていた千紘に捕まってしまう。
今井から家庭の事情を聞いた千紘は二度と万引きはしないことを条件にアルバイト先で貰える賞味期限が切れた廃棄品を渡す約束をする。
その後、それは千紘が自腹を切って買い与えていたものだと知った今井は恩人である千紘の為ならどんなことでも力になることをその時に誓うのであった。
達也が抗争前に今井が千紘の為に命を賭けることを告げていたことを思い出す中、今井は覚悟を秘めた眼差しで自分と竜也が抗争を止めることが出来なかった時は千紘は警察に通報するつもりでいることを丹沢と良樹に告げて…。
OUT 【第210話】 考察
ここからは、OUT210話の考察をしていきたいと思います!
千紘は今井の恩人だった
今回、今井と千紘の出会いが明らかになりました。
実は今井の家庭は片親で母親と四つ下の弟の三人家族でしたが、頼みの綱である母親は恋人に夢中で育児放棄をしている状態でした。
そんな貧困家庭だったこともあり、当時は中学生で働き口がない今井は弟に食事を与える為に万引きに手を染めてしまいました。
千紘はそんな今井に二度と万引きはやらないと誓わせると共に廃棄品だと偽り、自身が自腹を切って購入した弁当やパンを渡していました。
そんな経緯から今井にとっては千紘は想い人であり、恩人でした。
今回の今井が達也に語った過去から今井が何かと千紘の肩を持つ理由が分かりましたが、「皆川千紘」は兄・状介にも負けない芯の強さと優しさ…何より全てを包み込む懐の深さがある人物ですね。
特に自分が情けなく、落ち込む今井に“アンタが悪い事をしたから 私も善い事ができた”と千紘が微笑むシーンは皆川状介と皆川千紘は間違いなく兄妹だと突きつけられた瞬間でした。
きっと達也は誰かの為に優しくなれる二人に心を突き動かされ、自身も命を賭ける覚悟を決めたのかもしれませんね。
果たして、今井から千紘の想いと願いを聞かされた丹沢と良樹は抗争をやめるのか?!
次話がますます見逃せませんね!!
OUT-アウト-【第209話】のあらすじ・考察
千紘はかつて皆川状介に恨みを持っている連中に拐われ、酷い暴行を受けていた自分を見つけ、救ってくれたのは良樹であること、その後主犯格の男以外は警察に出頭したこと、自身は暴行の代償として子どもが産めない身体になってしまったことを達也達に語る。
千紘の言葉にショックを隠せない達也と今井。
その後、退院し、生前の兄の気持ちを知りたいと思った千紘は状介と縁のあった場所を次々巡る。
最後に生前の状介が最も好きだった廃ビルに訪れた千紘はそこで飛び降りて、自ら命を絶とうとする。
しかし、そんな千紘を救ったのは丹沢であった。
達也に過去を全て語った後、最後に“私一人でもやる覚悟がある”と自身の決意を語る千紘。
達也はそんな千紘に対し、答えを直ぐに出すことは出来ないと席を立ちながら…。
OUT 【第209話】 考察
ここからは、OUT209話の考察をしていきたいと思います!
井口達也は弦巻と丹沢が認めた男
千紘が皆川状介と縁もゆかりも無い達也に何故協力を頼んだのかが明らかになりました。
なんと、「千紘は達也と兄・状介が似ている」と感じていたこと」や根拠として「丹沢と良樹の2人が揃って認めいた男である」からでした。
確かに達也は仲間や誰かを守る為に喧嘩で自身の命を賭けられるところや生前の状介が仲間や斬人メンバーを守る為には手段を選ばなかった点は似ていますね。
特に達也には自分よりも強い相手や多勢に無勢などの状況下でも信念を曲げず、堂々と立ち向かうところも状介と類似点はあるかもしれません。
千紘を襲った主犯格の男は…今どこにいる?
千紘から衝撃的な過去が語られましたがら、ここで気になるのは主犯格の男が未だに行方不明という点です。
あくまでも推測ですが…、千紘に酷い暴行を加えた男は現在、斬人と狂乱鬼が抗争しているヤード内に潜んでいるとは考えられないでしょうか。
なんとなくですが…、この男が今回の抗争と無関係とは考えられません。
実は丹沢や良樹は主犯格の男がヤード内に潜んでいることを知っていた為、主犯格の男をヤード内から炙り出す為に敢えて抗争を起こしたという可能性も有り得るのではないでしょうか。
OUT-アウト-【第208話】のあらすじ・考察
達也は千紘に何故、良樹と丹沢が千紘の命の恩人となるのか尋ねる。
達也の問い掛けに対し、暗い表情を浮かべながら沈黙する千紘を見兼ねた今井は無理に話さなくても良いと千紘を気遣う。
しかし、千紘は自分の頼みはかなり危険を伴うことであることを自覚していることや本来なら達也には自分を助ける義理はないと語り、筋を通す為にも達也に全て打ち明けることを今井に告げる。
そんな千紘に達也は言いたくないことは無理に話さなくても良いと告げた後、自分は千紘の頼みを引き受けるとは言ってないと突き放すような態度を取る。
今井は千紘に対する達也の態度に怒り、挑発的な態度を取る。
しかし、達也は今井の挑発には乗らず自分の立場は保護委託中であることに加え、良樹と丹沢の二人を敵に回せばこの街にはいられなくなることだけでなく、最悪命を落とす可能性もあることを示唆した後、それでも自分に頼みたいなら話せと千紘に告げるのであった。
千紘は兄である皆川状介が亡くなったことで狂命戦争が終わるも、ある日、状介に強い恨みを持つ者達に拐われたことを達也に打ち明けて…。
OUT 【第208話】 考察
ここからは、OUT208話の考察をしていきたいと思います!
達也が抗争に介入したのは…千紘を守る為?
前回も考察しましたが、やはり千紘は兄である皆川状介が亡くなった後、状介に強い恨みを持つ者達に拐われ、命が脅かされるような酷い暴力を受けた過去があり、そんな千紘を救ってくれたのが当時六代目斬人総長・弦巻良樹だったことが明らかになりました。
ある程度予測は出来ていましたが、千紘の身に起きたことがかなり辛く衝撃的でしたね。
ここで気になるのが、千紘は抗争を止める為に何をしようとしているかです。
もしかすると、千紘は抗争を止める為に警察に通報するつもりでいるのではないでしょうか。
警察が抗争に介入すれば斬人側にも狂乱鬼側にも逮捕者が出ることは確実ですし、必然と通報者である千紘に恨みが向けられることになります。
そうなれば、状介が亡くなった時に起きた悲劇以上のことが千紘の身に降りかかるのは確実です。
恐らく、達也は自分の身を危険に晒しても恩人である丹沢と良樹の命を守ろうとする千紘の覚悟や想いに突き動かされ、千紘を守る為に協力することにしたのではないでしょうか。
OUT-アウト-【第207話】のあらすじ・考察
突如、実現してしまった良樹と丹沢の邂逅に達也を含めた周囲に緊張が走る。
しかし、そんな周囲を他所に良樹と丹沢は笑顔で冗談を交えながら親しげに話し始める。
予想に反した二人の様子に唖然と見つめる達也。
達也にも冗談を言ったり、良樹の明るさで騒然としていた周囲も和やかな雰囲気になるが、次の瞬間、笑顔を消し鋭い眼差しを浮かべた良樹に「何故、抗争に関わらないという約束を破り、介入したのか」と詰め寄られる。
それでも言葉を割らない達也に対し、良樹は「理由によっては許さない」と忠告を交えながら再度追求した後、何かを合図するように右手を頭上より高く上げ、人差し指を立てる。
すると、良樹の合図を待っていたかのように周囲から金属バットを持った狂乱鬼のメンバーが大勢出てくるのであった。
それでも話そうとしない達也を見兼ねた今井は達也に自分達が出来ることはもう千尋の気持ちを丹沢達に伝えることだけだと叫んだ後、丹沢と良樹に達也は千尋に抗争を止めて欲しいと頼まれたことを打ち明けるのであった。
抗争が始まる数日前に時は遡る。
カフェに呼び出された達也は千尋から抗争を止める為に協力して欲しいと懇願されて…。
OUT 【第207話】 考察
ここからは、OUT207話の考察をしていきたいと思います!
丹沢敦司と弦巻良樹は皆川千尋にとって命の恩人だった
達也が斬人と狂乱鬼の抗争には関わらないと約束していたにも関わらず、丹沢と良樹の決闘を妨害するような行動を起こした理由は全て五代目斬人総長の皆川状介の妹・千尋から“抗争を止めて欲しい”と懇願されたからだということが判明しました。
前回でも少し考察しましたが、やはり二人を良く知る千尋は丹沢と良樹が直接対決をした場合、互いに軽傷では済まないことやどちらか片方が命を落とすまで斬人と狂乱鬼の抗争は終わらないことを悟っていたんですね。
最愛の兄に起きたような悲劇を繰り返して欲しくないという千尋の気持ちは痛いほど理解出来ますし、確かに現状何処を探しても達也以上に協力者として適任はいません。
そんな中、最も気になったのが、千尋から語られた丹沢と良樹は千尋にとって“命の恩人”という言葉です。
単純に考えれば、状介が亡くなった後も生前の状介に恨みを持つ者から丹沢と良樹が守ってくれていたと考えるのが妥当です。
状介は仲間以外に敵とみなした者には躊躇無く冷酷非道な所業を行ってきましたし、彼を恨んでいる者は少なくないと思います。
なので、状介がまだ生きていた頃は報復を畏れ、手出しが出来なかった者達が状介への恨みを遺された妹で晴らそうと考える者もいたのではないでしょうか。
しかし、千尋の表情から話はそんな単純ではない可能性が高いです。
以前、バランサーだった荒志を失ってから斬人と状介が壊れ始めたという話がフーリンと圭吾の戦いでありました。
あくまでも推測ですが…、もしかしたら千尋は生前の状介に命を脅かされたことがあるのではないでしょうか。
千尋からどんな信実が語られるのか楽しみですね。
OUT-アウト-【第206話】のあらすじ・考察
首の骨を折られる瞬間、間一髪のところ腕を使って丹沢の踏み付けに耐え、何とか致命傷を防いだ達也。
達也はフラフラになりながら立ち上がり、“思ってた程じゃねぇ…”と不敵な笑みで丹沢に告げる。
そんな達也の姿に困惑した表情を浮かべる今井達。
達也は丹沢に対し、挑発的な言葉を吐きながらも、今まで自分が喧嘩をした人物の中で丹沢は圧倒的に格が違うとし、丹沢こそが“最強”だと認めるのであった。
本能的に丹沢には勝てないと悟りながらも、達也は丹沢の蹴りですでにダメージを負い、立っているのが不思議な状態にも関わらず震える身体を鼓舞しながら“かかって来いや”と宣戦布告をする。
そんな達也の姿に何処か腑に落ちない丹沢。
頑なに丹沢に真実を話そうとしない達也を見かねた今井は皆川状介の妹・千尋に丹沢を妨害するように頼まれたことを打ち明ける。
周囲が騒然となる中、ある人物が達也達の前に現れて……。
OUT 【第206話】 考察
ここからは、OUT206話の考察をしていきたいと思います!
達也達の行動の裏には状介の妹・皆川千尋の姿が…。
ついに連載を再開した「OUT」ですが、なんとここでまさかの衝撃的な事実が判明しました!
実は達也が良樹と決着をつけに行こうとしていた丹沢を妨害するように立ちはだかったのは、“斬人5代目総長皆川状介の妹 皆川千尋”に丹沢を倒すように頼まれたからでした。
この事実は千尋とは身内同然の斬人にとってはかなりショックな状況ですね。
というのも…状介の命を奪った男・弦巻良樹との戦いはある意味では仇討ちの意味合いも強く、状介の妹である千尋にとっては歓迎されるべき行為の筈です。
しかし、歓迎するどころか、丹沢の妨害するように達也に頼み込んだ千尋。
あくまでも推測ですが、千尋も兄が大切にしていた斬人やメンバーを家族同然に大切に想っており、それ故に誰かが命を落とすというような兄と同じ悲劇を起こさせたくなかったからではないでしょうか。
もしこの推測が正しければ、丹沢と良樹が戦えば互いに軽傷では終わらないことはほぼ確実ですし、だからこそ千尋は二人の直接対決を回避させる為に達也に横槍を入れて貰おうとしたとも考えられます。
今回、良樹が達也達の前に現れたことでもしかすると斬人と狂乱鬼の抗争中の良樹の電話の相手は達也や情報提供者ではなく、二人の喧嘩を辞めさせようとした千尋だった可能性もありますね。
恐らく、良樹から千尋の想いや何故丹沢の妨害を達也に頼んだのか等の理由が語られると思いますのますます目が離せません!
OUT-アウト-【第205話】のあらすじ・考察
丹沢の“死刑執行”宣告に動揺を隠せない今井や市川。
周囲が騒然となる中、達也と丹沢は互いを真っ直ぐ見つめながら静かに対峙していた。
達也が持っていた鉄の棒を丹沢が受け取ったのを合図に喧嘩を開始する二人。
達也は丹沢に先制攻撃を繰り出すも、達也の拳を難なく防御する丹沢。
そんな丹沢に対し、怯まずに攻撃の手を緩めない達也。
達也は自身の攻撃を受けて体勢を崩した丹沢の隙をつき、一瞬で懐に入り込むも、丹沢から顔面に強烈な蹴りを受けてしまう。
顔面に丹沢の蹴りを受けた達也は脳震盪を起こしたようにその場で倒れてしまう。
丹沢は何処か困惑した表情を浮かべながらも、とどめを刺す為に達也の首を踏みつけて…。
OUT 【第205話】 考察
ここからは、OUT205話の考察をしていきたいと思います!
達也と丹沢の喧嘩は敵を欺く為のひと芝居?
160話ぶりに喧嘩することになった達也と丹沢ですが…、勝負は一瞬で決まり、達也は丹沢に格の違いを見せつけられるという結果となってしまいました。
描写では達也は丹沢に喧嘩で負け、最後は首の骨を折られ、とどめを刺さされたように描かれてますが、達也が生きているのはほぼ間違いないと思います。
寧ろ、達也と丹沢のこの喧嘩自体が敵を欺く為のフェイクではないかと考えています。
というのも達也は丹沢と喧嘩の最中にも関わらず、丹沢に対していくつか意味深な行動を見せていました。
一つ目は喧嘩を始める直前に達也が丹沢に自身の持っていた鉄の棒を投げて渡したことです。
一見すると喧嘩の合図とも見て取れますが、これは達也が鉄の棒を使って喧嘩の結末を偽装することを教える為に鉄の棒を丹沢に強く印象付ける為ではないでしょうか。
そして、二つ目は達也が丹沢の一瞬の隙をついて懐に入ったにも関わらず、丹沢に拳を繰り出さなかったことです。
恐らく、この時に丹沢は絶好の好機にも関わらず、達也が自分に拳を振るわなかったことで達也が本気で喧嘩をするつもりがないことや、達也が自分だけに何かを伝えようとしていることに気付いたのではないかと考えています。
その為、丹沢は達也にとどめを刺す直前に一瞬だけ困惑した表情を浮かべたのではないでしょうか。
達也の意図に気付いた丹沢は達也が喧嘩の最初に自分に投げて寄こした鉄の棒を使って、喧嘩の結末を偽装したのではないかと予想します。
達也の目的は丹沢を守ること?
達也が丹沢と喧嘩した理由は、丹沢に危険が迫っていることを知らせ、丹沢を守る為であった可能性もあると思います。
あくまでも推測ですが、現在の丹沢と行動を共にしている仲間の中に海が放った内通者又は刺客が潜んでいるのではないでしょうか。
その情報を誰からか入手した達也は、友人である丹沢を危険を冒してまでも守ろうとしたという展開もあるのではないかと期待してしまいます。
OUT-アウト-【第204話】のあらすじ・考察
斬人と狂乱鬼が死闘を繰り広げている頃、今井と物陰に隠れていた達也はかつて要から“丹沢敦司には気を付けろ”と言われたことや、抗争前に丹沢から今回の抗争には絶対に関与するなという忠告を受けていたことを思い出していた。
物陰から達也と丹沢の動向を見守っていた今井は、これから達也がやることは達也の今後の生活に支障をきたす可能性があるのに本当にやるのかと達也に尋ねる。
しかし、達也はある人物との約束を果たす為に丹沢との戦いに勝たなければならないと告げるのであった。
突如、達也に奇襲される丹沢。
丹沢は予想外の展開に驚きながらも、達也に自分の忠告を忘れたのかと穏やかな笑みで問う。
達也はそんな丹沢に対し、宣戦布告をして…。
OUT 【第204話】 考察
ここからは、OUT204話の考察をしていきたいと思います!
達也が約束した相手は…良樹?それとも…
今回、達也が丹沢襲撃に関して何者かとの約束を果たす為であることが判明しました。
まだ保護監察中の達也が危険を侵してまでも、約束を果たそうとしている人物は果たして誰なのでしょうか?
あくまでも推測ですが、達也が繋がっている相手は6代目「斬人」総長であり、現在は初代「狂乱鬼」総長を務める弦巻良樹である可能性が濃厚だと思います。
というのも、良樹には斬人と狂乱鬼の抗争が始まった当初から度々海やフーリン達にも内密に連絡を取り合っている人物がいることが明らかにされています。
良樹が抗争の相手である斬人に属する誰かと連絡を取り合うとは少し考えにくいですし、良樹が連絡を取っていた相手は斬人と狂乱鬼にも属していない達也であると仮定するのが妥当ですね。
何より、良樹と達也は初対面から互いに気が合い、とても仲が良いので良樹が何らかの事情で達也を頼ってもおかしくないと考えています。
ただ現在、達也には要の舎弟・今井が協力者として傍にいます。
達也が起こそうとしている丹沢襲撃には非常に危険なリスクが伴うことを理解している今井が、達也とは仲間だからという理由だけで自身も危険を侵してまで協力するでしょうか。
私は達也が丹沢襲撃を約束した相手は、実は要である可能性も捨てきれません。
達也が丹沢襲撃の約束をした相手は要であれば、要の舎弟である今井が達也の協力者になったとても辻褄が合いますし、何より友達である要に頼まれたのであれば達也が必死に約束を果たそうとしていてもおかしくありません。
達也が丹沢と戦う理由は?
達也が約束をしている相手が良樹だと仮定した場合、良樹は何らかの目的の為に丹沢との戦いを避けようとしているのではないでしょうか。
ここからは個人的な見解ですが…、良樹は海が裏で秘密裏に行っている非道な謀略の数々をすでに知っており、今回の抗争でも海が何かを企んでいることに気付いたのでそれを阻止、又は仲間としての責務から海とケジメを着けようとしているのではないかと考えています。
その故、丹沢との戦いを避ける為に達也に協力を仰いだのではないかと…。
OUT-アウト-【第203話】のあらすじ・考察
意識を取り戻したフーリンは荒志はすでに亡くなっており、自分達が戦っていた場所の下に埋葬されていることを打ち明ける。
フーリンの言葉にショックを受け、騒然となる謙信達。
そんなフーリンに向かって、圭吾は怒りのあまり折れた刀を振り下ろそうとする中、フーリンは荒志が命を落とした時のことを思い出していた。
実は荒志の命を無慈悲に奪った人物はフーリンではなく、楽崎海であり、荒志が自分の死は絶対に露見させるなという遺言を遺して亡くなったことによりフーリンはずっと荒志の遺言を守っていただけであったことが明らかになる。
結局、俊男の説得により圭吾は既のところで思い留まり、フーリンの指示により瀕死の俊男はアフマドの診療所に連れて行くことに…。
OUT 【第203話】 考察
ここからは、OUT203話の考察をしていきたいと思います!
荒志の命を奪った本当の犯人は楽崎海だった!!
今までずっと荒志の命を奪った張本人はフーリンだと思われていましたが、今回、本当の真犯人は楽崎海であることが明らかになりました!
フーリンはただ、自分が亡くなったことが状介に知られればバランサーを失った状介が凶行に走ることを危惧した荒志がフーリン達を守る為に“自分が亡くなったことは絶対に誰にも知られないようにしろ”という遺言を守っていただけという救いの無い展開に悲しくなりました。
二転三転する真実に驚きを隠せません。
ここまで来ると今まで全ての諸悪の根源は楽崎のような気がしてなりません。
この斬人VS狂乱鬼の戦いで本当にケリをつけるべきは楽崎であり、良樹の狙いは楽崎が今まで“良樹の為”という代議名分で揉み消してきた斬人に纏わる真実を暴こうとしているのではと考えてしまいます。
以前、良樹の元に向かう丹沢を妨害するかのように達也が立ちはだかるシーンが有りましたが、もしかすると良樹の協力者は達也であり、丹沢に良樹の狙いを伝える為に達也はそのような行動を起こしたのではないかとも推測出来るのではないでしょうか。
荒志からの最後のメール
荒志から圭吾への最後のメールが、フーリンを守ろうとする内容だったという事実はある程度推測はしていましたが、かなり衝撃でした。
今までは荒志に対するフーリンの執着心ばかりが目立って居ましたが、今回の真実で荒志にとってもフーリンはかけがえのない存在だったのは間違いありませんね。
楽崎が関与せず、荒志とフーリンならいずれ時が経てば和解に繋がり、今も荒志が生きていたかもしれない可能性がある分、残念です。
俊男は圭吾のバランサー
フーリンから語られた荒志の真実に我を失い、フーリンの命を奪おうとする圭吾を俊男が止めました。
荒志の願い通り、俊男は圭吾のバランサーになりました。
俊男が圭吾のバランサーになったことは、圭吾やフーリンのことを最後まで案じて亡くなった荒志にとって唯一の救いとなったのではないでしょうか。
恐らく、今回のフーリンと圭吾の和解が今後の展開を大きく変えると予想します。
OUT-アウト-【第202話】のあらすじ・考察
フーリン、イッカク、海、ルキアの四人に口封じの為に奇襲された荒志は圭吾がフーリンによって埋められそうになった穴に傷だらけの姿で拘束されていた。
荒志は状介と圭吾が同じ衝動を持った同種であることや圭吾の父親がその衝動を抑える為にある掟を作ったこと、圭吾達のような人間には自分のような理解者が必要であることを告げる。
そんな荒志に対して、自分を捨てる為の嘘だと怒りをあらわにするフーリン。
荒志はそんなフーリン達に状介のバランサーである自分がいなくなれば状介は暴走し、取り返しのつかない状態に陥ると忠告し、今ならこの件は無かったことにすると告げる。
状介だけが自分達のような人間の居場所を作ってくれるという荒志に対し、フーリンはルキアの制止を聞かずに荒志の首に先端を鋭く折った鉄の棒で突き刺し…。
OUT 【第202話】 考察
ここからは、OUT202話の考察をしていきたいと思います!
やはり、荒志はフーリンによって命を奪われていた?
ずっと行方不明だとされていた荒志がフーリン達によって口封じと称して命を奪われていたことが今回明らかになりました。
荒志に恩義を感じ、慕っていた圭吾や俊男にとっては辛い真実となってしまいましたね!
荒志は圭吾が埋められそうになったヤード内の穴でフーリン達によって命を奪われてしまいましたが、その場所は賢三が「宝探し」と称して掘り出した物が埋められていた場所と同じではないでしょうか。
もし、賢三が掘っていた場所が荒志の亡骸が埋められた場所と同じであれば賢三が掘り出したのは荒志の遺品であり、フーリン達が荒志の命を奪った証拠品である可能性が十分に考えられます。
もしかすると、天野は荒志への妬み以上に荒志の状介や斬人に対する想いを誰よりも信頼していたので行方不明になった当時から荒志の身に何かが起きたことを薄々勘づいていた為、今回の狂乱鬼と斬人の抗争が起きたことでフーリン達が荒志の件に関して事情を知っている、若しくは関わっていると悟ったのであれば賢三に依頼したのも納得です。
もしや、天野の協力者又は情報提供者は良樹という線も…?
荒志口封じメンバーにニカクが不在?
五代目斬人が崩壊したのは状介のバランサーであった荒志が状介の前から姿を消したからであることが判明しました!
荒志の忠告通り荒志亡き後の斬人は状介の暴走で実際に凄惨な状態になってしまいましたし、バランサーとしての荒志の存在が状介にとってどれ程に重要であったのかが分かりますね。
そんな中、気になったのは荒志の口封じメンバーの中に良樹とニカクが不在であったことです。
良樹は元々荒志口封じに関しては強く反対していたのでメンバーに入っていないのは当然ですが、驚くべきはニカクも不在だったことです。
ニカク不在は今後の展開において重要なキーパーソンになるのではないでしょうか。
もしかすると圭吾の件で荒志と交流があったニカクは斬人にとって荒志はなくてはならない存在だと認めていた可能性は低くないと思います。
それ故にニカクがリーダーである良樹の判断を尊重し、口封じに反対していたのであれば、イッカクから荒志の口封じが実行されたことを聞けばフーリン達の所業が許せずに良樹に報告したと考える方が妥当だと思います。
海達が想像している以上に良樹は海が秘密裏に行ってきた真実を知っているのではないでしょうか。
OUT-アウト-【第201話】のあらすじ・考察
瀕死の状態にも関わらず、立ち上がる圭吾。
周囲が異様な雰囲気を放つ圭吾に騒然となる中、俊男は過去に荒志との喧嘩の際に見せた表情をしていることに気付く。
そんな圭吾に対し、荒志が圭吾にはあると言っていた“本物の毒”が見れるのかなと呟きながら地面に落ちていた鉄球を拾うフーリン。
フーリンは狂気的な笑みを浮かべながら鉄球を圭吾の顔面目掛けて振りかざすも、それをすんでのところで回避した圭吾は刺傷を負っているフーリンの脇腹に拳を繰り出すのであった。
圭吾の攻撃に倒れ込むフーリン。
しかし、戦闘不能かと思われていたフーリンは近くに落ちていた圭吾の半分に折れた刀を拾い、圭吾を斬りつけようとする。
圭吾はそんなフーリンの攻撃を軽々と回避した後、フーリンの顔面に一撃を繰り出して…。
OUT 【第201話】 考察
ここからは、OUT201話の考察をしていきたいと思います!
息子に対する父の想い
この作品の登場人物たちの中でもかなりの実力を誇るフーリンを圧倒してしまうとは…自身を解き放った圭吾の強さは計り知れないですね。
瀕死状態の中、父親と同じ“喧嘩中毒の長嶋”の血を呼び起こした圭吾ですが、何故今の状態に追い詰められるまで覚醒しなかったのでしょうか?
あくまでも個人的な推測ですが…、荒志が本物の毒と例えた圭吾の内に潜んだ“喧嘩中毒の長嶋”の血を抑え込んでいたのは圭吾の亡き父親ではないでしょうか。
根拠としては、今回描かれていた少年・圭吾と父親の切なく壮絶な過去にあります。
圭吾の今は亡き父親は竹刀で少年・圭吾の身体を幾度も殴りつけながら、自身を“肯定するな”と暗示をかけるように何度も圭吾に言い聞かせていました。
その時の悲痛な表情で涙を流しながら少年・圭吾を殴りつける圭吾の父親の姿は、行為には狂気を感じると同時に息子の将来を心から案じる父親にも見えました。
恐らく、圭吾の父親は自身の中にある“喧嘩中毒”の血の恐ろしさと毒を誰よりも知っていたが故にいずれは息子・圭吾も蝕むことになることを悟り、“喧嘩中毒”の血が覚醒しないように強い暗示をまだ少年であった圭吾にかけたのではないでしょうか。
圭吾の父親が涙ながらに圭吾に告げていた“肯定してはならない”という言葉は「自分のように“喧嘩中毒”の血に毒されるな」、「圭吾には自分のような人生を歩んで欲しくない」という切実なメッセージが込められていたのだと思います。
圭吾に敗れたフーリンは荒志の真相を打ち明ける?
ついに圭吾とフーリンの因縁の死闘に決着がつきました!
結果は圭吾の圧勝でした!
今後の展開ですが、フーリンは圭吾の本物の毒に触れたことで荒志の身に起こった真実を圭吾に打ち明けるのでないでしょうか?
それにより圭吾からもフーリンが知らなかった荒志のフーリンに対する想いも明らかになるのではと予想します。
OUT-アウト-【第200話】のあらすじ・考察
圭吾の中に眠る“本物の毒”を暴こうと圧倒していくフーリン。
フーリンが圭吾の顔面に激しい攻撃を執拗に喰らわせている中、圭吾は意識を朦朧としながら幼き頃の父親の言葉を思い出していた。
地面にボロボロの状態で倒れている圭吾を冷めた眼差しで見下ろすフーリンに周囲は騒然となる。
その後もフーリンは荒志が見出した圭吾の中に眠る“本物の毒”を見つけようとすでに瀕死の圭吾に対して、一方的な暴力を振るい続ける。
フーリンに追い詰められた圭吾は父親から引き継がれた“喧嘩中毒の長嶋”の血が姿を現して…。
OUT 【第200話】 考察
ここからは、OUT200話の考察をしていきたいと思います!
圭吾の“毒”はやはり父親から引き継がれていた!
やはり、荒志が圭吾の中に見出した“本物の毒”とは父親から引き継がれていた“喧嘩中毒の長嶋”の血でしたね!
きっと状介のバランサーであった荒志は“本物の毒”を持つ危うさを一番理解していた人物です。
実際に圭吾の父親も“本物の毒”に抗えず、結局命を落としてしまいました
荒志はそんな危うさを内に秘めている圭吾を導いてあげたかったのかもしれませんね。
フーリンは何故執拗に圭吾の中にある“本物の毒”に拘るのか?
圭吾が持っている“本物の毒”に対し、異様なまでの執着心を露わにしているフーリン。
でわ、フーリンは何故そこまで圭吾の“本物の毒”に固執するのでしょうか。
推測ですが、フーリンは荒志が自分を振った理由が嘘偽りの無い真実だったのか知りたかったのではないでしょうか。
かつてフーリンは恋人であった荒志から“まともな人間”であるフーリンには自分は必要無いが、“本物の毒を持つ圭吾”にはバランサーの役割を担う自分の様な人間が支える必要があるという理由で恋人関係を解消されてしまいました。
自分は異質な存在だと思っていたフーリンは自分を“まともな人間だ”という理由で別れを告げる荒志に納得出来ていませんでした。
その為、当時のフーリンは“自分に対する愛情が荒志に無くなった”もしくは“荒志の気持ちが圭吾に心移りしたからから捨てられたのかもしれない”と勘違いしてしまっていても可笑しくはない状況でした。
実際に荒志と別れた後のフーリンは荒志だけでなく、圭吾に対しても命を狙うほど増悪を膨らませていますし、フーリンの常軌を逸した行動にも辻褄が合います。
想像ですが…フーリンは口封じをした際、最期に荒志から愛を伝えられた可能性があるのではないかと思っています。
というのも、荒志は別れてからずっとフーリンを気にかけている描写が有りました。その様子からもフーリンへの愛情が無くなったとは思えません。
恐らく、フーリンは荒志が圭吾の中に見出した“本物の毒”を目の当たりにすることで荒志が恋人として自分に最期まで誠実であったことや荒志の中に自分に対する愛情が残っていたことを確かめたかったのではないでしょうか。
OUT-アウト-【第199話】のあらすじ・考察
互いに腹部と利き手を負傷している状態で素手で戦い続ける圭吾とフーリン。
圭吾がフーリンを相手に互角に戦えていることに驚きを隠せない健信。
俊男はそんな健信に対し、すでに今回の抗争では命を落とした者もいることから圭吾がフーリンに負けたら斬人は終わりだと示唆し、斬人の命運は圭吾が握っていると告げる。
俊男の背中に刺さったままのナイフを見た健信は俊男に命の危機が迫っていることを悟り、心の中で「俊男の為にも早く決着をつけろ」と圭吾に懇願するのであった。
そんな中、圭吾はフーリンから荒志が代償を払い、圭吾を斬人に入れてくれたことを聞かされる。
フーリンの意味深な言葉に心を乱した圭吾はフーリンに隙を突かれ、窮地に陥ってしまう。
圭吾がフーリンに追い詰められている様子に騒然となる健信の隣では俊男が意識を失っていた・・・。
OUT 【第199話】 考察
ここからは、OUT199話の考察をしていきたいと思います!
荒志が払った代償とは?生存の確率はあるのか
フーリンの言葉によって、荒志が圭吾の為に代償を払い、斬人を入れたことが明らかになりました。
しかも、フーリンは荒志の所在を知っている口振りでしたが、ここで最も気になったのが荒志の生存の可能性です。
亡くなったと思っていた荒志は実は生存していた可能性はあるのでしょうか。
個人的な見解ですが…、現時点での荒志の生存の可能性はかなり低いと考えています。
根拠としては、行方不明になる直前に荒志から圭吾に送られてきた一通のメールです。
メールの文章は途中で途切れた感じで描かれていましたので文章の最後の一行によってはフーリンに対する愛情か、もしくは圭吾への警告と分かれる様な文面となっていました。
しかし、最後の一行がどちらの意味でも余裕の無い文面から荒志の身に何かあったのは間違いないです。
それらを含めて考察してみてもフーリンが荒志の居場所として圭吾に示唆しているのはやはり荒志の亡骸が埋められている場所であり、その場所とは荒志がフーリンの凶行から圭吾が救った場所だと考えられます。
そして、荒志が払った代償は「自らの命」ではないでしょうか。
荒志が生存している可能性は・・・実はある
荒志が行方不明になる直前のフーリン達の行動や様子から荒志がすでに亡くなっているという可能性は高いですが…まだ遺品等が見つかっていない現状では確信は出来ません。
ただ、荒志が生存していると仮定した場合、辻褄が合う伏線が存在しています。
その一つに良樹の意味深な行動です。
実は良樹は抗争中にも関わらず、海も知らない何者かと携帯で連絡を取り合っている姿が度々見られます。
もし、荒志の口封じに強く反対していた良樹がフーリン達の凶行に気付き、実は口封じされる前に荒志を助けに駆けつけていたとしたら、良樹と連絡を取り合っていた人物が荒志である可能性も十分に考えられます。
この推測が正しければ、荒志が圭吾に斬人がお世話になっている医者を紹介したのも荒志生存の為に必要な大きな伏線だったとも予想出来ますね。
OUT-アウト-【第198話】のあらすじ・考察
亡き父の形見の刀を引き換えにフーリンの利き指の切断と胸元に一太刀入れる事に成功する圭吾。
しかし、圭吾自身もフーリンの鉄球により立っているのが奇跡な程の重症を負ってしまう。
そんな中、離れた所で健信と一緒に二人の決闘を見守っていた俊男が圭吾に並々ならぬ執着を持つ狂乱鬼のメンバーである桐野に背後から刺されてしまう。
健信はすぐに桐野の顔面に蹴りを入れて倒し、救護班を呼ぼうとする。
俊男は自身が刺された事が圭吾に知られれば少なからず圭吾が動揺し、それが戦いの邪魔になるとして救護班を呼ぼうとする健信を制止するのであった。
圭吾は素手で決着をつけようとするフーリンに対し、自身も刀を捨て、素手でフーリンに挑み・・・。
OUT 【第198話】 考察
ここからは、OUT198話の考察をしていきたいと思います!
荒志が圭吾の内側にみた“本物の毒”とは?
素手のフーリンを相手に特攻隊長として自身も刀を捨て、自身も素手でフーリンと決着をつけようとする圭吾。
フーリンVS圭吾の因縁の戦いが終盤を迎える中、荒志が圭吾の内側に在るという『本物の毒』とは一体何なのか考察したいと思います。
個人的な見解ですが、荒志が言った圭吾の『本物の毒』とは、亡き父と同じ「戦闘中毒」の事ではないでしょうか。
実は圭吾の亡くなった父は命を賭けた状況下でないと『生』を実感出来ず、仲間達からは喧嘩中毒者だと言われていました。
そんな圭吾の父ですが、圭吾が荒志の計らいで尾形という男から父親の形見である刀を譲り受けた際に、圭吾の父が“圭吾は自分の様な男にはならないで欲しい”と息子である圭吾の事を常に気にかけていた事が明らかにされました。
恐らく、圭吾の亡くなった父は圭吾の内側にも自身と同じ「喧嘩中毒」の血が流れている事に気付いていた可能性が高いです。
そして、荒志も圭吾と初めて喧嘩した際に圭吾の内側に状介の様な危うさがある事を悟り、放っておけなくなったのかもしれません。
圭吾と状介に共通するのは仲間の為なら自身の本能のまま他者の命を奪え、簡単に一線を越えてOUTの領域に足を踏み入れてしまう点です。
圭吾の内側に状介と悲しい共通点を垣間見た荒志は自身が状介のバランサーである様に、俊男には圭吾が自身の“毒”、つまり「喧嘩中毒」に飲み込まれそうになった時のストッパーの様な存在になって欲しいという願いから、『圭吾を理解し、孤独にならない様にしてあげて欲しい』と自身の壮絶な過去を打ち明けてまで圭吾の事を託したと考えられます。
圭吾VSフーリンの勝敗の行方は?
圭吾VSフーリンですが、圭吾の勝利で因縁の戦いに決着がつくと予想します。
実は圭吾は一度フーリンに喧嘩で負けているので、フーリンにリベンジを果たす感じで終わるのではないでしょうか。
しかし、それと同時にフーリンを倒した圭吾も満身創痍となり、戦線離脱するという展開になると考えられます。
OUT-アウト-【第197話】のあらすじ・考察
斬人と狂乱鬼の戦いが苛烈さを増す中、圭吾は日本刀を、フーリンは鉄球を用いて死闘が繰り広げられていた。
圭吾はフーリンの鉄球で腹部を殴打され、フーリンは日本刀で脇腹を刺され、互いに満身創痍な二人。
俊男は圭吾がフーリンに一撃を入れた事に歓喜するも、隣にいた健信は嫌な予感を感じていた。
そんな中、圭吾は父親の形見である刀と自身を犠牲にし、フーリンの利き手の指を切断する事に成功する。
圭吾の明らかな勝機に俊男と健信が喜び安堵した瞬間、俊男は狂乱鬼のメンバーに背後からナイフで刺されてしまい・・・。
OUT 【第197話】 考察
ここからは、OUT197話の考察をしていきたいと思います!
福山荒志は何処に?
フーリンと圭吾の会話から荒志が良樹を除く斬人6代目幹部メンバーから口封じと称して消された事は濃厚になりました。
でわ、荒志が殺害されたと想定すると遺体は何処にあるのか?
私は189話~190話で圭吾がフーリンに生き埋めされそうになった場所に荒志の遺体は埋められているのではないかと推測します。
というのも、190話で語られていますがフーリンはヤード内を自由に出入り出来るだけでなく、死体遺棄まで容認されている程の強い関係性をアフマドと築いています。
恐らく、下原賢三が『宝物探し』としてヤード内で掘り出したモノは荒志の遺品もしくは荒志が殺害された何かしらの証拠である可能性が高く、フーリン達が荒志を口封じに殺害した証拠となるものではないでしょうか。
良樹はアフマドと関係していることが露見したのを理由に荒志を口封じしようと企むフーリン達に「自分が話をつけるから勝手な事はするな」と強く制止していました。
その為、海達は勝手に荒志の口封じをした事について良樹には一番知られたくない筈です。
何より、状介のバランサーとしての役割を果たしていた荒志を失った事で5代目斬人は崩壊したと言っても過言ではありません。
他にも要因はあると思いますが、荒志の口封じが露見すればフーリン達が無事でいられる保証はどこにもありませんし、隠蔽に必死になる事は必然ですね。
荒志の口封じにはフーリン達以外にも関わっていた人物はいる?
荒志の口封じに関してはフーリン達の他にも関わっている人間がいると予想します。
その一人に5代目斬人の副総長・天野令士が濃厚かと思います。
天野は状介から絶対的な信頼を置かれる荒志を妬んでいた様子がありました。
その為、荒志を消す事で荒志のポジションに自分が収まり、状介からの信頼を得るだけでなく、斬人内で確固たる地位を築こうとした可能性があります。
そんな天野の心の隙間に卓越した人心掌握術を持つ海が入り込んだのではないでしょうか。
恐らく、荒志襲撃に加担した(正確には黙認したというのが正しいかもしれません。)筈の天野の名前が、賢三の口から出てきたのであれば、海の動揺ぶりも納得出来ます。
OUT-アウト-【第196話】のあらすじ紹介
これからOUT-アウト-【第196話】のあらすじ紹介をしていきます。
時は現代。
斬人と狂乱鬼の抗争が激しさを増す中、圭吾はかつて尾形から譲り受けた父親の形見である刀を片手に持ちながらフーリンと対峙していた。
しかし、フーリンは圭吾の刀を目の当たりにしても落ち着いていて・・・。
OUT-アウト-【第195話】のあらすじ紹介
これからOUT-アウト-【第195話】のあらすじ紹介をしていきます。
フーリン達が荒志の口封じを企んでいた頃、斬人は大きな抗争を繰り広げていた。
終わらない抗争と常に奇襲と隣り合わせの日々に斬人内の士気は下がる一方であった。
そこで急遽、状介を含めた幹部会が開かれることに・・・。
OUT-アウト-【第194話】のあらすじ紹介
これからOUT-アウト-【第194話】のあらすじ紹介をしていきます。
圭吾を襲った際にアフマドとの関係が荒志に露見してしまった事を打ち明けるフーリン。
フーリンの言葉に衝撃を受ける良樹達。
そんな良樹達にフーリンは荒志の口封じを提案して・・・・。
OUT-アウト-【第193話】のあらすじ紹介
これからOUT-アウト-【第193話】のあらすじ紹介をしていきます。
尾形から父親の形見である日本刀と父親の想いを受け取った圭吾は海を静かに見つめていた。
そんな圭吾を心配する俊男。
荒志はそんな俊男に対し、圭吾が今のままなら近い将来”自滅する”と告げ・・・。
OUT-アウト-【第192話】のあらすじ紹介
これからOUT-アウト-【第192話】のあらすじ紹介をしていきます。
荒志の身を呈した説得によってフーリンの凶行から救われた圭吾。
あれから数日後。
圭吾はとある用事の為に俊男と一緒に荒志に連れられ、自然に囲まれた防波堤を訪れていた・・・・。
OUT-アウト-【第191話】のあらすじ紹介
これからOUT-アウト-【第191話】のあらすじ紹介をしていきます。
良樹と今の斬人や状介にとって荒志がどれだけ必要な人物か、状介の殺害計画が上がっている事を語り合っていた丹沢。
しかし、丹沢と良樹が周囲には内密で二人で会ったのはその話の為では無かった。
実は丹沢は良樹から選別の件を詳しく説明すると言われ、呼び出されたのであった・・・。
OUT-アウト-【第190話】のあらすじ紹介
これからOUT-アウト-【第190話】のあらすじ紹介をしていきます。
圭吾の窮地に危機一髪の所で駆け付けた荒志。
荒志は身内に手を出してはいけないという斬人の掟に背き、圭吾を襲った事に加え、フーリンがアフマドと何らかの繋がりがある事を不問にする条件として、圭吾の解放する様にフーリンに迫る。
そんな荒志の要求に対してフーリンは・・・。
OUT-アウト-【第189話】のあらすじ紹介
これからOUT-アウト-【第189話】のあらすじ紹介をしていきます。
コンビニの前では敵であった斬人に入った俊男が張間と林崎と斬人の印象について語り合っていた。
俊男達は予期せず加入する事になった斬人が想像以上に良いチームだった事に安堵していた。
林崎達も俊男の意見に同意し、「斬人は身内に甘いのは本当だった」と語り合う中、話題は状介になり・・・。
OUT-アウト-【第188話】のあらすじ紹介
これからOUT-アウト-【第188話】のあらすじ紹介をしていきます。
斬人に入った圭吾は斬人特攻隊伝統の「シゴキ」をニカクから受けていた。
ニカクの力に圧倒され、満身創痍な状態で地面に膝を着く圭吾。
そんな圭吾に対して、「これは圭吾に上には上が存在することを分からせる授業だ」とニカクは告げ・・・。
OUT-アウト-【第187話】のあらすじ紹介
これからOUT-アウト-【第187話】のあらすじ紹介をしていきます。
突然、圭吾達の前に姿を現した荒志は圭吾達は半年前に保険料徴収する際に自分と揉めた中学生である事を告げる。
荒志から保険料の相場の10倍を上乗せした挙句に返り討ちにされてしまった事を打ち明けられた上、騒然となる状介や斬人の面々。
荒志の話を聞いていたルキアは圭吾達が乗り込んできた理由は荒志が原因かと確認しようとするが・・・。
OUT-アウト-【第186話】のあらすじ紹介
これからOUT-アウト-【第186話】のあらすじ紹介をしていきます。
ボロボロで倒れていた林崎は悔しそうに泣きながら、「自分達は圭吾と俊男に助けてもらったのに俊男を守れなかった」と呟き、斬人に俊男を連れ去られた事を圭吾に話す。
俊男を守ろうと必死の抵抗をしたであろう殴られ、傷だらけな林崎の姿に斬人に対する怒りが込み上げてくる圭吾。
そんな圭吾に自分が斬人の拷問に耐え切れず、俊男の居場所を話してしまった事を打ち明けた川口は斬人が今夜、17号線沿いの廃工場で何かやるという情報を教えるのであった・・・。
OUT-アウト-【第185話】のあらすじ紹介
これからOUT-アウト-【第185話】のあらすじ紹介をしていきます。
福山対圭吾と俊男の激闘の二日後。
校舎裏には俊男を裏切り、待ち合わせ場所に来なかった仲間達を呼び出し、怒りを露わにする林崎と張間の姿があった。
川口に「大将である俊男の責任だ」と唆されたという仲間の証言を受け、川口に殴りかかろうとする林崎達。
しかし、ボロボロの状態で現れた俊男は川口を殴ろうとしていた林崎達を制止し、「皆を許してやってほしい」と告げて・・・。
OUT-アウト-【第184話】のあらすじ紹介
これからOUT-アウト-【第184話】のあらすじ紹介をしていきます。
木刀で人質にされてしまった俊男ごと福山の頭部を殴りつける圭吾。
圭吾からの殴打によって頭部から血を流しながら倒れていく意識の中で、自分ごと福山を木刀で殴った圭吾の行為に衝撃を受けると同時に「圭吾とは一緒にやっていける自信がない」と少し前に自身の言葉を前言撤回する俊男だった。
そんな中、木刀で殴りつけられたにも関わらず、平然と起き上がる福山であった・・・。
OUT-アウト-【第183話】のあらすじ紹介
これからOUT-アウト-【第183話】のあらすじ紹介をしていきます。
廃墟では俊男を裏切って逃げていたと思われていた張間と林崎が福山達に捕まっていた。
福山達から殴られる張間と林崎。
福山達に殴られた事で顔中が腫れ上がり、ボロボロな状態で「これ以上は許してください」と懇願する張間と林崎。
そんな二人に福山は「お前らが言って良い言葉は”神様ありがとうございます”だけだろ」と冷酷な眼差しで告げ・・・。
OUT-アウト-【第182話】のあらすじ紹介
これからOUT-アウト-【第182話】のあらすじ紹介をしていきます。
福山と約束している23時まで残り30分となり、集合時間から一時間過ぎても待ち合わせ場所に来ない俊男の仲間達。
親しい友人である張間と林崎にまで裏切られてしまった事に大きなショックを受ける俊男。
自分を裏切った仲間達に俊男は恨みから怒りを露わにするも、すぐに「自分に大将としての人望が無かっただけの話だ」と怒りを収める。
俊男は上納金が満額納められなければ福山に制裁を受けると分かりながらも・・・。
OUT-アウト-【第181話】のあらすじ紹介
これからOUT-アウト-【第181話】のあらすじ紹介をしていきます。
斬人の福山から30万円の上納金の支払いを命じられた俊男は圭吾を屋上に連れ出し、斬人が保険金目的の上納金を急に上げてきた事を告げる。
俊男はどんな方法を使ってでも30万円集めなければいけないことを圭吾に告げ、圭吾にも自分達と一緒に上納金集めに協力させようとする。
しかし、圭吾は無言で首を横に振り、俊男の申し出を断り・・・。
OUT-アウト-【第180話】のあらすじ紹介
これからOUT-アウト-【第180話】のあらすじ紹介をしていきます。
時は圭吾と俊男が中学時代まで遡る。
当時の圭吾は鑑別所不処分という身でありながら、無口という人柄も重なった事から周囲から「何を考えているか分からない」と畏怖されていた。
そんな圭吾に反して、桜田一中の大将だった俊男。
しかし、俊男は斬人に保険料の支払いを迫られていた・・・。
OUT-アウト-【第179話】のあらすじ紹介
これからOUT-アウト-【第179話】のあらすじ紹介をしていきます。
当初は狂乱鬼と互角に戦っていた斬人の特攻隊だったが、次第に狂乱鬼に数で押され始めてしまう。
そんな中、苦戦を強いられていた斬人の特攻隊の面々にメガホンで「気合を入れろ」と呼びかける人物が現れる。
その人物は斬人の特攻隊№2山口俊男であった。
俊男は「俺達の大将が戻ってきた」とメガホンを使って斬人の特攻隊の面々に呼びかけて…。
OUT-アウト-【第178話】のあらすじ紹介
これからOUT-アウト-【第178話】のあらすじ紹介をしていきます。
廃車を動かして、再び反撃に出る賢三。
賢三は「自分は喧嘩は嫌いだが、人を轢くのは得意だ」と言いながら、消火器を持つヨーライに向かって車を走らせる。
しかし、コーケンから賢三を逃がすなと命令されたヨーライは賢三の車に向けて、突如、消火器を噴射して…。
OUT-アウト-【第177話】のあらすじ紹介
これからOUT-アウト-【第177話】のあらすじ紹介をしていきます。
体にナイフが刺さり、膝をついてしまった賢三。
賢三は振り向きざまに背後にいた消火器を持った刺客に反撃しようとしますが、
一歩及ばず、賢三は殴りたおされてしまうのでした。
電話で指示をしていた楽崎は、コーケンに賢三が持っている血判状とデータと、
箱の中身を回収するように指示するとーー!?
OUT-アウト-【第176話】のあらすじ紹介
これからOUT-アウト-【第176話】のあらすじ紹介をしていきます。
得意のカウンターでナイフを刺していた刺客・コーケンを引き離すことに成功する賢三。
賢三はナイフで刺された身体が限界に近いことを危惧しながらも、掘削機を使って何とか危機的状況を乗り越えられないかと思案する。
楽崎はそんな賢三に対して、血判状とSDカード以上に箱の中身を見た者は生かしておけないと宣言して…。
OUT-アウト-【第175話】のあらすじ紹介
これからOUT-アウト-【第175話】のあらすじ紹介をしていきます。
仲間も人質に取られた上に楽崎の刺客の一人にナイフで腰を刺されてしまった賢三。
そんな賢三に「何故自分達が賢三の仲間の人質を取ったのか」と尋ねる楽崎。
楽崎の問いかけに対して、ある手段をとれば楽崎にとって真偽の判断がしやすくなるからだと賢三は告げて…。
OUT-アウト-【第174話】のあらすじ紹介
これからOUT-アウト-【第174話】のあらすじ紹介をしていきます。
亡くなっているはずの田口の手が温かいことに気付く軽部。
田口の状態に疑問を感じた軽部は田口の身体を調べ始める。
それにより、田口の血かと思っていた液体は古いエンジンオイルであることや僅かだが心音が動いていることを確認し、軽部は大きな衝撃を受けて…。
OUT-アウト-【第173話】のあらすじ紹介
これからOUT-アウト-【第173話】のあらすじ紹介をしていきます。
良樹は下原賢三捜索に対して、6人は少ないと指摘し、増員の提案をする。
そんな良樹に追跡捜索というのは対象者に気付かれてはいけないと告げ、敢えて少数精鋭で捜索していることを告げる。
そんな中、賢三はついに目当ての宝を見つけて…。
OUT-アウト-の登場人物
OUT-アウト-には、さまざまな性格の登場人物がたくさん登場してきます。
だからこそ、ストーリの内容が楽しくなるのですが、そんなOUT-アウト-の魅力的な登場人物達をここでご紹介します。
井口 達也(いぐち たつや)
・主人公。
・年齢…17歳。
・性格…元「狛江愚連隊」の特攻隊長だった事もあり、短気で喧嘩っ早いが、それと同時に情に熱く、友達想い。またとても動物好きで有り、すぐに捨て犬や捨て猫を飼ってしまう。
かつて東京都狛江市で「狛江の狂犬」として名を馳せた伝説の不良。
少年院を出所してすぐにコンビニで斬人・副総長の阿部要とひょんな事から喧嘩となるも、すぐに打ち解け、最も親しい友人となる。
要を通して、斬人の総長・丹沢と交流していく…。
現在は保護監察官の監視におかれ、保護委託中の身である。
安部 要(あべ かなめ)
・斬人7代目副総長。
・年齢…17歳。
・性格…短気な面があるがとても義理堅く、律儀で優しい。その為、チーム内でも非常に人望が厚く、武藤や南国などの多くの実力派の後輩達からも慕われている。
・見た目…主人公・達也と同じ年齢であるにも関わらず、180センチ超えの高身長と土木作業員という仕事に加え、筋トレにより洗練された肉体を有しており、本人もコンプレックスに感じるほどの老け顔の為にとても10代には見えない風貌をしている。
保護観察中の主人公・達也をとても気に掛けており、なるべく抗争に巻き込まない様に気にかけたりしている。
丹沢 敦司(たんざわ あつし)
・斬人7代目総長。
・年齢…17歳。
・性格…普段は明るく、子どもの様な無邪気な振る舞いをするなど親しみやすい。その為、彼と親しい者達には「あっちゃん」と呼ばれ心から慕われている。
しかし、その反面、敵と味方をハッキリと区別しており、敵と判断した者には容赦が無いという冷酷な面も持っている。
・見た目…達也達より小柄で細身の上、端正な顔立ちをしており、一見すると女の子に見間違う容姿をしている。
高い戦闘力と天才的な頭脳、そしてカリスマ性も兼ね備えており、総長として相応しい人物。その戦闘力は主人公・達也も「格が違う」と認めるほど…。
弦巻良樹とは皆川状介に関連した深い因縁がある。
皆川 状介(みながわ じょうすけ)
・斬人5代目総長であり、2年前の「狂命戦争」で亡くなった人物。
小学生の丹沢を自殺から救ってくれたりと仲間達には優しく、情に厚いが、敵と判断した相手にはガスバーナーなどを使って凄惨な拷問をしたり、冷酷で猟奇的な面があった。
弦巻 良樹(つるまき よしき)
・現在は狂乱鬼総長であり、元斬人6代目総長。
・年齢…18歳。
・性格…主人公・達也に「太陽のような男」と称されるほど明朗快活な性格。また器も大きく、総長として申し分ない人物だが、丹沢と同様に敵と判断した者には容赦が無い面がある。
丹沢から斬人5代目総長・皆川状介を殺害した犯人と見られている。
自分達を少年院に入れた丹沢への報復と斬人を取り戻す為に海や三浦、フーリン、角田兄弟等と共に狂乱鬼を作る。
まとめ
漫画「OUT-アウト-」最新話あらすじ紹介まとめでした。
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