2020年12月10日に発売した小説版「青春ブタ野郎シリーズ」最新刊11巻を読んだあとに
「11巻以降の続きを早く読みたい」
「12巻の発売日まで待てない」
という方のために、この記事では、小説「青春ブタ野郎シリーズ」の最新刊(12巻)の発売日と11巻のあらすじについてまとめました。
目次
小説「青春ブタ野郎シリーズ」(青ブタ)9巻・10巻・11巻のあらすじ
小説「青春ブタ野郎シリーズ」最新刊12巻の発売の前に9巻・10巻・11巻のあらすじを少し紹介します。
小説「青春ブタ野郎シリーズ」9巻のあらすじ
第一章『三月のクランクイン』
梓川咲太は七里ヶ浜で小学生の女の子と出会う。
ランドセルを背負いあどけない表情を見せる彼女に対し、既視感を覚える。
その理由は二つ。一つは咲太のよく知っている桜島麻衣の子役時代に似ていたこと、もう一つは同じような状況を過去に経験していたことだった。
咲太は以前にもこれと似た状況の夢を見たことがあった。
目の前の女の子が誰かと質問していたが、咲太の思考は夢を思い出すのにとらわれてしまい上手く返事を考えられない。
女の子は咲太を無視して行こうとする。
あたりに母親らしき人物がいないことを確認して、そのことを指摘するが女の子は返事をしない。
一人で来たのかと聞く咲太だったがやはり答えない。
咲太はこれまでの経験から思春期症候群の可能性を考えていた。
自分の知っている麻衣が突然、小学生の姿に戻っていたとしても不思議ではなかった。
目の前で身動きを取れないでいる女の子に対し、咲太は迷子なのかと問いかける。
途端に不機嫌な表情を浮かべて違うと否定する姿を本当に麻衣にそっくりだと思ってしまう。
咲太は自分がすぐそこにある峰ヶ原高校の生徒、梓川咲太だと名乗ってから少女の名前を聞き出す。
「私のこと知らないの?」
不思議だとでも言いたげに女の子は聞き返す。
女の子が名乗ろうとして、口を開いた瞬間、後方から咲太を呼ぶ声が聞こえた。
振り返ると、麻衣がいた。
彼女の姿は咲太のよく知っているそのまま。
咲太は今の今まで小さい麻衣と話していたことを説明するが、気がつくとその女の子は忽然と姿を消してしまっていた。
十メートル後方から歩いて来た麻衣なら女の子の姿を見ているはず、と聞いてみるが最初から咲太しかいなかったと説明される。
砂浜についた足跡から女の子が幻だったとは思えない。
しかし思春期症候群になるような要因は思いつかない。
これ以上今ここで考えても仕方がない二人は七里ヶ浜を後にする。
突然麻衣は咲太に合わせたい人がいると告げる。
横断歩道を渡らず駐車場に連れて行かれると、そこには麻衣の母親がいた。
麻衣は咲太が彼氏であることと、目の前にいる女性が自身の母親であることを紹介する。
何らかを咎められると覚悟した咲太だったが、交際が発覚した時のスキャンダルの件で逆に謝罪され、さらには娘をよろしくお願いしますと丁寧に挨拶されてしまった。
・
母親を見送った後、二人は他愛のない会話をしながら歩く。
電車に乗りホームへ降ると、麻衣は寂しそうに今日で最後と今しがた乗車していたそれを見る。
駅を出てスーパーに入るとカートの中に次々に食材を入れていく。
今日の夕食は卒業記念ということで咲太の家でとることになっていた。
話しながら咲太は、そういえば、と麻衣がいつの間に母親と仲直りしたのかと聞く。
仲直りなどしていないと語る麻衣にならなぜ卒業式に来ていたのかと聞き返す。
どうやら先月にあった京都での撮影に参加していた子役の女の子が、母親の事務所に所属していたらしく、しかも麻衣の大ファンということもあってか楽屋に連れて来たらしい。
その際に母親から卒業式の日程を聞かれ、子役の手前答えたということだった。
買い物後、麻衣と一時的に別れた咲太は帰宅。
荷物を置いて手早く着替えていると、パンツ一丁の自分が鏡に映っているのを見て違和感を覚える。
以前からある傷跡の他に、右脇腹からヘソの方へ大きい爪痕のようなものが見える。
・
午後四時になると予告通りに麻衣がインターホンを鳴らす。
妹の花楓が出迎えるとトートバッグをさげた麻衣が姿を見せた。
受験勉強に使えそうな参考書の他に、麻衣からプレゼントされたのは彼女が子役時代に出演した朝ドラのDVDだった。
食事の準備をしている間、DVDを再生し麻衣の華々しい姿を確認していく。
咲太はやはり似ていると感じた。
先ほど、七里ヶ浜で出会った女の子。
だが似過ぎていると感じる。確かに女の子は麻衣にそっくりだったが、それはテレビの中の麻衣に似ているだけなのだと、ハッキリと再認識できた。
咲太の説明を受けて麻衣もますます分からないと困惑する。
・
団欒とした食事も終わり、花楓がお風呂に入っている間、咲太は自室で麻衣と二人きりになった。
咲太のわずかな期待も裏腹に、テーブルの上にはノートが開かれていた。
咲太が問題を解き、麻衣が答え合わせをしていく。
これまで頑張っていた甲斐もあってか九割正解を出すことに成功した。
だが麻衣は百点じゃないと褒めないと厳しく接しつつも、今まで頑張ってきたことは認めると、優しさも見せてくれる。
そんな彼女に対し咲太は見て欲しいものがあると、先ほど鏡で確認した自分の体に付いている傷跡を晒す。
触られても何も感じない。
七里ヶ浜で出会った小学生の麻衣と何か因果関係があるのか、それすら判然としないままだが、なんらかの関係性がある可能性は捨てきれない。
「あ、そうだ」と思い出したかのように麻衣はバッグからドラマの台本を取り出す。
そこに挟まれていた白い紙を抜き出すと咲太に「御守りの代わり」だと譲ってくれた。
二つ折りの紙を開くとそこには婚姻届と記されていた。
映画の宣伝に出た情報番組でもらったというご当地婚姻届けには江ノ島が描かれている。
照れ臭そうにしている麻衣に咲太は名前を描いて欲しいと駄々をこねてみる。
麻衣は仕方なさそうに丁寧な字で名前を記入していく。咲太も合わせて自分の名前を記入し二人の名前が揃った。
来月十八歳になる咲太ならもう市役所に提出することもできる。
そんなことを言うと麻衣は「勝手に出したら怒るから」と牽制する。
咲太は改めて二人の名前が記入されたこの婚姻届を麻衣に持っていて欲しいとお願いする。
他愛のないやりとりの最中に、家の電話が鳴り響く。相手は咲太の父親だった。
花楓が元気になっていることを知り母親が会いたいと言っている。
咲太は花楓に確認を取り、「会いたい」との返事を父親に知らせた。
小説「青春ブタ野郎シリーズ」10巻のあらすじ
第一章 思春期は終わらない
梓川咲太はある日、「二時間飲み放題・1200円」の店でウーロン茶を何杯飲めば元が取れるかについて考えていた。
4杯目のウーロン茶に口を付けた咲太は1200円であれば近所のスーパーで12リットルも購入出来ると計算していた。
そんな咲太の座る席の正面に左目の下に泣きぼくろがある華奢な女子学生が座ってくる。
他の学生からの視線が痛いことを理由に同席を断る咲太に対して、居座る気満々の泣きぼくろの女子学生。
泣きぼくろの女子学生は「IDの交換が始まりそうで逃げてきた」と咲太に告げる。
嫌なら断れば良いと告げる咲太に対して、「スマホを持ってない」と告げる泣きぼくろの女子学生。
泣きぼくろの女子学生は「本当なのに信じてもらえない」、「下手な嘘をついていると思われる」、「スマホを持たない理由を話すのも面倒だ」と咲太の席に移動してきた理由を語るのであった。
泣きぼくろの女の子と中身のない会話を続ける咲太。
名前も知らない女の子とこのまま会話を続けるのも虚しいと感じた咲太は、自身の参加している飲み会の趣旨が同じゼミを選択した面々との親睦会ということを思い出し、泣きぼくろの女子学生に自己紹介をする。
咲太から自己紹介をされた泣きぼくろの女子学生は、「国際商学部一年、美東美織」だと名乗り、咲太のことは以前から知っていたと告げる。
咲太は国民的知名度と人気を誇る芸能人「桜島麻衣」の恋人として大学内では周知の事実として有名であった・・・。
小説「青春ブタ野郎シリーズ」11巻のあらすじ
第一章 正義の味方
10月最後の日曜日、梓川咲太と国見佑真は改装工事で見違えるほどに綺麗になり、竜宮城らしさが増した片瀬江ノ島駅の改札である人物を待っていた。
観光客で溢れる駅舎を眺めながら「変わった」と呟く国見。
消防士になった国見は半年会わない間に服の上からでも分かるほど身体が鍛えられ、精悍な大人の男になっていた。
大人っぽくなった国見の横顔に人命に携わる消防士としての日々が国見を大人にしたのかもしれないと悟る梓川。
梓川は「これが社会人になるということだろうか」と感慨深く感じるのであった。
そんな国見に対して、梓川は学生時代と変わらない調子で「ミニスカサンタは好きか」と語り掛ける。
梓川の問い掛けに対し、「大好きだ」と答える国見。
梓川は見た目は大人っぽくなっても学生時代と変わらずに自分のくだらない冗談に付き合ってくれる国見の変わらない部分を嬉しく感じるのであった。
梓川と国見が冗談を言い合っていると背後から「その最低な話、あとどれくらい続く?」と辛辣な声が聞こえてくる。
梓川と国見が振り返ると双葉理央が呆れた眼差しで二人を見つめていた・・・。
小説「青春ブタ野郎シリーズ」(青ブタ)最新刊12巻の発売日
小説「青春ブタ野郎シリーズ」(青ブタ)は鴨志田一による小説作品です。
2014年4月より電撃文庫より刊行されています。
コミカライズ作品やスピンオフも発売され2018年10月にはテレビアニメ化、2019年6月15日には映画化も予定されています。
小説「青春ブタ野郎シリーズ」は現在最新刊は11巻まで発売されています。
そこで最新刊の発売日周期を調べてみたところ、小説「青春ブタ野郎シリーズ」はこのような結果でした。
1巻:2014年4月10日:青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない
2巻:2014年8月9日:青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない
3巻:2015年1月10日:青春ブタ野郎はロジカルウィッチの夢を見ない
4巻:2015年5月9日:青春ブタ野郎はシスコンアイドルの夢を見ない
5巻:2015年9月10日:青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない
6巻:2016年6月10日:青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない
7巻:2016年10月8日:青春ブタ野郎はハツコイ少女の夢を見ない
8巻:2018年4月10日:青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない
9巻:2018年10月10日:青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない
10巻:2020年2月7日:青春ブタ野郎は迷えるシンガーの夢を見ない
11巻:2020年12月10日:青春ブタ野郎はナイチンゲールの夢を見ない
小説「青春ブタ野郎シリーズ」の最新刊発売日は第1巻から第5巻まで4ヶ月から5ヶ月ペースで販売されていました。
ですが、第6巻の発売は9ヶ月空いています。
7巻からの発刊ペースは落ち続けて、第8巻は前巻から1年半も空いています。
9巻は前巻から5ヶ月と短めのスパンで発売されていますが、最新刊11巻は前巻から再び10ヶ月以上も期間が空いてしまっています。
それぞれの最新刊で空いた期間もバラバラのため予測は立てづらい状況ですね。
最短4ヶ月、最長1年半ということや、すでに11巻発売から2ヶ月以上経過していることから考えると、
2021年に最新刊12巻が出てもおかしくはないです。
これまでの最新刊発売までのインターバルを鑑みて、
小説「青春ブタ野郎シリーズ」最新刊12巻の発売日は2021年10月8日予想です。
あくまでこれまでの最新刊の発売日周期からの予測なので、実際の「青春ブタ野郎シリーズ」の最新刊の発売日は2022年以降になる可能性もあるのではと考えてます。
小説「青春ブタ野郎シリーズ」(青ブタ)最新刊12巻のあらすじ
「青春ブタ野郎シリーズ」最新刊12巻のあらすじですが、まだ詳しい情報はありませんでした。
しかし、11巻でも明かされなかった霧島透子さんについてもう少し詳しく書かれそうですね。
新たな伏線も沢山出てきて盛り上がった11巻でした。
今後どのような展開を見せるのか、「青春ブタ野郎シリーズ」に要注目ですね!!
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小説「青春ブタ野郎シリーズ」(青ブタ)最新刊(12巻)の発売日情報まとめ
小説「青春ブタ野郎シリーズ」の最新刊12巻の発売日が気になって調べた調査結果でした。
小説「青春ブタ野郎シリーズ」最新刊12巻の発売日の予想ですが、これまでの最新刊発売日から考えて2021年10月頃だと予想します。
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