娘の友達のサムネ画像

作者:萩原あさ美さん「娘の友達」の全巻ネタバレを紹介します。
最終回まで更新していきますので、チェックしてみてください。

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目次

娘の友達【第1巻】ネタバレ

1巻のネタバレを各話ずつ紹介していきますね!

娘の友達【第1話】ネタバレ

主人公の市川晃介は、1年前に妻に先立たれ、高校1年生になる娘美也と二人暮らし。

美也は進学校に通うものの、部屋に閉じこもり心を通わせることができずにいる。

会社では、課長昇進目前であり、同僚からやっかまれながらもそつなくかわし、上司や部下からも信頼され、順風満帆のように見える。

そんな晃介の息抜きの場所である裏通りにある喫茶店で、店の古びた雰囲気に似つかわしくない年若いウエイトレスの少女、如月古都と出会う。

静かな店に若い客の集団がやってきて、古都に話しかけたりして絡み、オーダーも取れず対処に困っていた古都を見かねて、晃介が助け舟を出す。

そんな晃介に、耳元でお礼を言う古都。

今度お礼をしたいの言う古都だったが、「コーヒーを一杯安くしてもらおうかな」と当たり障りなく流す。

帰宅すると、娘の美也は引きこもったまま食事もしていなかった。

部屋のドア越しに話しかけるが、

 

「うるさいな!今更馴れ馴れしくしないでよ!」

 

と大声で拒否されてしまう。

 

愕然とする晃介…

 

後日、美也の学校に面談に行くと、「不登校生徒への対応と支援」と書かれた冊子を渡される。

不登校の事実を認識できず、うろたえる晃介。

担任の教師にも親としての資質を責め立てられ、会社からの電話でも仕事に追い詰められ疲れ切ってしまった。

階段に座り込んでしまった晃介の横にしゃがみこんできた少女は、喫茶店で助けた古都であった。

高校生だったことに驚く晃介は、さらに古都から小学生の頃遊びに来ていた美也の友達である「きーちゃん」だったことを聞かされ驚く。

不登校についての冊子を見た古都は晃介にこう告げる。

 

「…あの日の…お礼がしたいです」

 

「お父さんの力になりたいです…」
「だから その…」

 

「LINEを…交換していただけませんか…!?」

 

「…へ?」

素っ頓狂な表情の晃介。

娘の友達【第2話】ネタバレ

結局古都とLINE交換をして、それから晃介のもとに毎日メッセージが届くようになった。

準備してきたチームでのプロジェクトでの会議中、別部署の上役に気まぐれで業務の変更を余儀なくされる。

腹立ちながらも、上役の意見をそのまま了承する晃介に、プロジェクトを練り上げてきたチームの部下から冷めた目で見られる。

疲弊した晃介は、古都の喫茶店に行こうと店の前までにやってくるが、美也の学校で階段に座り込み疲れ果てた姿を古都に見られたことを思い出し、別の店に向かおうとした。

 

その時、バイトが終わりでてきた古都とばったり出会ってしまう。

 

雨なのに傘を忘れた古都を相合傘で駅までいた途中で、飲みに行った帰りのチームの部下達に遭遇する。

プロジェクトの変更に憤りを感じていた部下が、古都の前で晃介に詰め寄る。

そのうち、部下のひとりが古都の存在に気づき「娘さんですか?」と問われる。
返答に困る晃介を見て、古都は娘のフリをしてくれる。

傘からはみ出して肩を濡らす古都を心配していると、「本当に私のお父さんになったみたい」と言われ、慌てる晃介。

そんな晃介を見て古都は

 

「よく頑張りましたね」

 

と言いながら晃介の頭を撫でる。
驚く晃介に、はにかんだ表情で「お父さんを元気づけたくて…」と言い、さらに動揺してしまう。

帰宅して、ドア越しに美也に話しかけるが無視。

自分の気持ちが伝わらず怒鳴ってしまう。

晩酌しながら部下からの言葉を思い出しくだをまく。美也に対しても心の中で愚痴っていると、ふと古都のはにかんだ表情を思い出し、ドキッとしてしまう。

娘の友達【第3話】ネタバレ

学校によばれた晃介は、美也の様子を聞かれまた追い込みをかけられる。

部下達からは、休日のイベントからも除け者になって誘いがかからない。

そんな中、やっかみながら冗談を言ってきた同僚に誘われ飲みに行く。

その時に不倫をしていることを告げられるが、晃介はこれを諌めた。
逆上した同僚に見てて痛々しいと言われ、勢いのあまり逆上し暴言を吐いてしまう。

美也のこと、仕事のことなどでどんどん追い詰められ嘔吐する晃介。

そんな中で、古都からのメッセージを呆然と見つめているのだった。

美也の件でファミレスに古都を呼び出す晃介。

美也のことをいろいろ話す晃介に、少し心配そうな顔で

 

 

「疲れませんか?」と古都が言う。

 

「毎日上司でいたり」
「お父さんでいたり」

「疲れませんか?」

 

「しかもその頑張りが報われないなんて疲れますよね」

 

「そんなに…ボロボロになるまで」

 

「今日だけは「係長」も「お父さん」もお休みして「晃介さん」になってみませんか?」

 

その後、古都が行ってみたいという場所に行く。

そこは、カメラがないカラオケだった。

娘の友達【第4話】ネタバレ

密着するほど狭いカラオケに入った晃介は、古都が手を重ねようとした瞬間に慌てて席をはずす。

戻った晃介を心配するかのように古都の手が晃介の頬に触れる。

 

「やめろ…」「これ以上は……!」

 

その時店員が飲み物を運んできていぶかしそうな目で二人を見てから退室した。

そこには晃介の手に古都の手が重ねられていた。

 

「自分に素直になるのってそんなにダメでしょうか」

 

の古都の問いに、「我慢しないとワガママだろう」と一般論で返そうとするが、

 

「じゃあどうして今日私に会ってくれたんですか?」

 

の問いに絶句する。そんな晃介に

「私にだけは甘えてください」
「全部受け止めますから」

 

と胸に晃介を抱きしめながら告げる。

帰宅した晃介は、美也の部屋のドアの前で呼びかける。

少しずつつぶやきながら「いろいろ急かしちゃってごめんなぁ…」と謝る。

 

「お母さんがいないと……寂しいよなぁ」
「お父さんもだよ……」

と涙を流す晃介であった。

娘の友達【第5話】ネタバレ

少し元気になった晃介は、朝からハンバーグを作ったり出勤電車の中から美也にLINEのメッセージを送ったり美也とコミュニケーションが取れるようになるために努力をしていた。

そんな中人事部に呼び出され、若手から不満が出ていると遠回しな注意を受ける。

部下に不信感を募らせ、眩暈や嘔吐感などの体調不良にもなっていく。

そんな晃介のもとに、古都が会社にやってくる。

受付にやってきた古都を見てカラオケでのことを思い出す晃介。
借りていた傘を返しにきたたけ、と立ち去ろうとする古都を晃介は送って行くことにする。

路地裏で野良猫を見つけ微笑む古都に「俺は本当につまんない奴なんだ……」と告げるが、そんな晃介の手を取り、やけどした指にキャラクター柄の絆創膏を巻く。

 

「晃介さんが今一番やりたいことはなんですか?」

 

その言葉に絶句する晃介。

しゃがみ込みいろんな光景がフラッシュバックする中で、晃介から出た言葉は…

 

「………ここから逃げ出したい……」

 

そんな晃介に古都は、

「おいで」とてを差し伸べた。

そのまま二人は新青森行きの新幹線に乗っていた。

古都は母からの着信があった携帯の電源をオフにした。

娘の友達【第6話】ネタバレ

勢いにまかせて新幹線に乗ったものの、我にかえった晃介はこれで良かったのかと自問自答し始める。

そんな晃介の不安を感じ取った古都はこう言った。

 

「ゲームしましょうか」

 

他愛のないゲームだが、負けた方が言うことを聞くという条件で古都が勝った。

古都は晃介に、自分の制服のリボンを外すのを手伝ってもらう。
そして晃介のネクタイをほどき「これで係長の晃介さんはサヨナラです」と告げた。

その後もゲームは続く。

晃介が勝ち、なぜ今日ついてきてくれたのかを古都に問う。

 

「小犬みたいだったから」

 

古都のペースに惑わされっぱなしの晃介。
古都に手を重ねられ、晃介はトイレに席を外す。

娘の美也の友達である古都に気持ちが収まらない自分自身に対し憤りを感じ、情けなくて涙を浮かべてしまう。

席に戻り、美也の友達であることを理由に、次の駅で降りようと古都に伝える。

そんな晃介に対し古都は晃介にキスをする。

娘の友達【第7話】ネタバレ

唇を離れ、恥ずかしそうにはにかむ古都を見て晃介は古都を引き離す。

 

「お…大人をからかうのもいい加減にしなさい」

 

と言い、次の駅で二人は降りる。

君は帰らなくちゃダメだ、と今さらながらに古都に訴える晃介。

古都は「晃介さんの勝ちですね」とゲームの結果を報告した。

古都にからかわれていると思い、君にとって僕は友達のお父さんだろ、年だって離れてるしおかしいだろ、と言うと、美也に19時には帰るからとメッセージを送る。

 

そんな動揺する晃介に向かって恥ずかしそうに古都はこう告げる。

 

「私……キス初めてだったんです」

 

「え…?」

 

21時過ぎに部屋から出た美也は、帰って来ない父に呼びかけている。

東京行きの終電まであと30分、二人はインターネットカフェの個室にいた。
古都の母からの携帯電話の着信のバイブが響いている。

 

「うるさいなぁ」

 

古都から、学校ではすごい優等生と思われていること、そうしないと母がうるさいことを初めて聞く。

 

「ほんと息が詰まる…」

 

 

父がいないことを悟った美也は、晃介の携帯電話に連絡をする。
今日の晃介さん素敵でした、と告げ晃介にすり寄りながら覆いかぶさる。

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娘の友達【第2巻】ネタバレ

娘の友達【第8話】ネタバレ

二人きりの狭いインターネットカフェで一室で、興奮しながら古都はさらに晃介に迫る。

戸惑い否定しつつも流されそうになる晃介。

そんな時、晃介の携帯電話に美也からの着信が…着信に応答しようと手を伸ばす晃介の頭を自分の胸に抱き寄せ、高揚した古都はそのまま晃介の髪や首筋の匂いを嗅いでいる。

 

「いい匂い…」

 

「……お 俺のことどう思ってるの」

 

勇気をふり絞り古都に尋ねるが晃介に覆いかぶさったまま古都は熟睡してしまう。

古都に振り回されていることを自覚しつつも気分が安らかになっていく晃介。

次の日、東京駅で古都を見送ったあと、古都が巻いてくれた指の絆創膏を見つめながら、若かりし頃、携帯の電池パックにこっそりプリクラを貼っていた時のように、年甲斐もなく心ときめかせている自分に気づく。

 

帰宅した晃介は、美也に外泊の言い訳をドア越しに伝える。

 

そのままリビングに行くと、無茶苦茶に荒らされた室内が…慌てて美也の部屋ドアを叩き、中を覗き込むとリビングと同じように荒らされており、晃介に背を向けた美也がベットに佇んでいた。

娘の友達【第9話】ネタバレ

背を向ける美也に外泊の言い訳をする晃介。

無反応の美也の肩に手を掛けようとする晃介の手を払いのける。

振り向いた美也の表情は、泣き疲れ、諦め、すべてに幻滅したような顔であった。

 

「あなたには何も期待してないから」

 

晃介は何とか話をしようとするが、「お父さんは結局家族より仕事の方が大事なんでしょ」と美也に泣きながら言われてしまう。

それは晃介の妻、美也の母が亡くなった時、臨終の場に立ち会えなかった晃介に美也が言い放った言葉だった。

 

美也に謝りながら、

 

「俺は…弱い」
「本当に…ダメな父親だ……」

「……でも俺は…」

「俺が今一番やりたいことは…美也と一緒に幸せになることだ」

その言葉を聞いた美也は、戸惑った表情を見せたまま自分の部屋に戻って行った。

会社で上司に呼び出され、会社を抜け出し会議をすっぽかした件を釘刺される。

その時晃介は、今まで自分は過大評価されていた、今後は期待に応えられるよう精進します、と告げる。

晃介と別れた後で直接学校へ通勤した古都は、母へLINEのメッセージを送る。

古都が帰宅すると、玄関で待ち構えた母から頬を打たれた。

 

「わかってるわよね」

 

見下すような目をした母のその言葉のあと古都は、「申し訳ありませんでした」と土下座する。

それを見た母は、古都の頭をやさしく撫で、抱きしめながら「わかればいいのよ」とつぶやくのだった。

娘の友達【第10話】ネタバレ

はたかれた頬を腫らして、古都がベットで寝ている。

夢の中で柴犬が古都の周りをウロウロしている。

しゃがみ込み頭を撫でてやると嬉しそうにしながら、古都の足にマーキングするかのように何度もオシッコをしている。

かけられた足を見ながら、なぜか古都は安心したように微笑んでいる。

その古都が寝ている傍らで、部屋に佇む母。
古都の携帯電話を片手にパスコードを解除しようとしている。

朝から美也の部屋の前で語りかける晃介。

 

「今度の日曜日に母さんの墓参りに行こう」

そして亡き妻の仏前で「美也は今弱ってる。でも俺がちゃんと守るから」と決意表明をする。

古都からのメッセージを見ながら、いろんなことと向き合えるようになった古都のことを

 

「俺にはこの子が必要かもしれない」と思い始める。

 

美也への学校からの書類を渡しにきた古都と、公園で待ち合わす。

美也の近況報告をした晃介は、帰ろうとする古都に感謝の気持ちを延べる。

そんな晃介の指にやけどの絆創膏を見つけた古都は、それをはがした。

中には前に古都が貼ったキャラクターの絆創膏があり、うれしそうに笑いながら「また貼ってあげますね」と新しく張り替えてあげる。

 

帰り道、古都は散歩をしている犬を見つけ、晃介を思い出したように微笑む。

 

娘の友達【第11話】ネタバレ

日曜日、美也と墓参りに来た晃介は礼を言う。

そして美也に学校に行きにくい理由を尋ねる。

少しずつ距離が縮まってきた美也は晃介に、進学校に入学できても授業についていくだけで精一杯でずっと孤独だった、と打ち明ける。

そうして、何度も学校に行ってくれてありがとう、と伝える。

古都からテスト範囲のノートをもらったことを隠している晃介はふと、美也が学校に復帰すれば古都との関係が終わりになるだろうと心配する。

 

そして、そう考える自分は父親として失格なんだろうか…と思う。

 

喫茶店の窓からバイトする古都を覗き込む晃介。

そこに会社の部下たち が通りがかり、喫茶店に入ることになる。
酔った部下たちは騒いでいるが、晃介が席を外すと晃介の噂話をしだす。

 

それを聞いている古都。

戻ってきた晃介に酔った女性部下が絡んでいくが、周りの迷惑になりますからと古都がコップの水を掛ける。

帰宅した晃介は古都にお礼のメッセージを送るが、古都から折り返し電話がかかってきた。

 

「初めて会ったとき助けていただいたお礼がやっとできました」

と告げる。

娘の友達【第12話】ネタバレ

朝起きて昨日の古都とのメッセージを見直す晃介。

リビングに向かうと美也が起きていて、晃介の分も朝ごはんを作ってくれていた。喜ぶ晃介。

そんな晃介に、追試を受けに行こうと思うから、と告げる。

 

美也の手を握って「ありがとう…!!ありがとう美也…っ!!」と伝える。

 

上機嫌で美也の学校に連絡をした。そして古都にも感謝のメッセージを送る。こっそりメッセージを見ながら喜ぶ古都。

追試の勉強のため届いたノートを見ながら美也は勉強をしている。

そのノートを誰が作ってくれたんだろう…と考えていると、みーちゃんへと書かれたきーちゃん(古都)からの封筒に気づく。

その手紙を読もうとしている時ふとゴミ箱を見ると、キャラクター柄の絆創膏が捨ててあるのを見つけ、いぶしがる美也。

娘の友達【第13話】ネタバレ

食卓で夕食をともにしている晃介と美也。たどたどしくも会話が進むようになっていた。

そんな中、美也が見つけたキャラクター柄の絆創膏のゴミを見せる。

会社の子にもらったとはぐらかし、部屋に戻る晃介。

晃介の指には普通の絆創膏が貼られているが、それを剥がすと古都に新しく貼ってもらったキャラクター柄の絆創膏があった。

携帯電話に入っている古都の写真を眺める晃介に、声が聞きたくなった、

と古都からの電話が入る。「私はどこから電話しているでしょうか」と問題を出す。

そこにいきなり探し物をしている美也が部屋に入ってくる。
慌てて携帯電話を背に隠す。美也の隙を見て画面を確認すると、通話終了になっていた。

美也が出て行ったあと、

 

「美也が学校に来たらまかせてください」
「その代わり日曜日デートしてもらえませんか」

 

のメッセージと古都の湯舟からの写真が送られてくる。固まる晃介。

 

「お父さんじゃなくて、晃介さんにまた会いたいです」

 

娘の友達【第14話】ネタバレ

朝、食卓で昨晩の古都からのメッセージを眺める晃介。その後ろから美也がおはよと声をかける。

月曜から学校に行くから、日曜日に美容院に行きたいと晃介に伝える。

 

日曜日。

 

水族館にやってきた晃介と古都。
恋人繋ぎ、と言いながらうれしそうにしている古都。

今後のことで古都に伝えることがある、と話すきっかけを探す晃介に、古都から「美也ちゃんには内緒ですよね?」と言われる。

 

「ナイショのほうが楽しいですもんね」

 

といたずらっぽく微笑む古都に晃介はドキッとしてしまう。

子供のために身を尽くすタコが健気で美しい、と寂し気に語る古都。

そんな古都の携帯電話にメッセージの着信音が。
「そろそろ帰りましょうか」と晃介の手を取り、水族館から出ようとする。

 

いきなりの行動に慌て、どうかしたのか尋ねる晃介だった。

 

「こんな所誰と来てるの?」

母からのメッセージと水族館で古都を探す母の姿が…。

娘の友達【第15話】ネタバレ

慌てて水族館の出口に向かおうとする古都。

状況がわからず古都に問いかける晃介。
そんな中館内放送で、お母さまがお待ちです、と古都の名前が呼び出された。

そのアナウンスを聞きながら出口から外に出た二人。今までの母に対する古都の言葉を思い出す晃介。

 

「今のアナウンスってどういうこと…?」

と古都に問いただす。

 

「勝手に後をつけてきたんですかね。気持ち悪い。」

古都の家庭が複雑なのでは、と思い「何か悩んでるなら俺が力になるよ!」と一生懸命に訴える晃介を見て微笑ましくなってしまう古都。

 

「人ってみんな…どうしたら自分が愛されるかってことしか考えてないんですよ」

 

そう言うとふらつき晃介の胸に倒れこむ。
どうやら前日から熱っぽかったらしい。

俺にできることなら何だってするという晃介に、ホテルを指さしながら家に帰りたくないと告げる。

熱も上がりだし晃介に抱きつきながら、上目づかいに古都が言う。

 

「私のこと…好きですか…?」

 

娘の友達【第16話】ネタバレ

結局ホテルに入ってしまった二人。

古都はカーテンを閉め後ろから晃介を抱きしめる。
熱っぽい体で後ろから晃介の首筋に唇を這わしていく。

服を脱ぎだす古都を止めようとする晃介。

 

「小さい頃から、みんな思う「良い女の子」にならなきゃいけないってずっと思ってました」

「今だけ私悪い子になります」

そう言いながら下着も脱ぎ全裸になる。

そんな裸の体を覆い隠すように抱きしめ古都に告げる。

 

「好きだ」

 

娘の友達【第17話】ネタバレ

古都に自分の気持ちを告げた晃介は、キョトンとしてしまった古都の肩にバスタオルをかけながら「そんなことをしなくても君のことちゃんと見るよ」と言いながら、今日は服着てくださいと古都が着ていた服を渡す。

 

そんな晃介にいきなりキスをした。

 

「キス…2回目ですね」

うれしそうに言う古都。

帰宅して出迎えてくれる美也に罪悪感を隠しながら、晃介はシャワーに向かう。

その間に晃介の財布の中を確認する美也。

次の日、久しぶりに学校に行く美也を見送りエールを送る。

学校に来た美也をうれしそうに迎える古都。

ノートのお礼を伝えた美也は古都に、お父さんが最近こそこそしてて変なの、と相談する。

そして財布から見つけた水族館の半券を見せながら、古都に尋ねる。

 

「うちのお父さんと…何かあったりしないよね…?」

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娘の友達【第3巻】ネタバレ

娘の友達【第18話】ネタバレ

「うちのお父さんと…何かあったりしないよね…?」

 

美也に尋ねられた古都の頭の中で、いろんなことが思い巡る。

ホテルでの晃介とのこと。母に頬を叩かれたこと。
携帯電話に水をかけ流した母のこと。LINEが消えてしまっているかもと心配している自分…。

少しの間があった。古都から目をそらした美也は、水族館の半券を握りしめる。

 

「え…どういうこと?みーちゃんのお父さんがどうかしたの?」

 

うまくはぐらかせた古都。

その古都のかばんに付けられた、父の絆創膏のキャラクターマスコットを見ながら、そんなことないよねと心の中で否定する美也。

 

しかし、

 

「どうしてこんなに胸が ざわざわするんだろう」と何かを感じ取る。

 

久しぶりの学校生活に、音がうるさくてチカチカする…と誰もやって来そうにない階段下へ行き追試の勉強をする。

が、見知らぬ高学年の男子生徒が、美也の横に座りタバコを吸い始める。

美也はいぶかしげに男子生徒を見つめる。
美也の手元にあるノートを見ると、そこは追試には出ない、答案盗んできたからと男子学生は言った。

 

美也にいろいろ質問しながら、

「もしかしてお前友達いないの?」
と笑う。

 

「…なっ…!!」

 

その時古都が迎えにやってきて美也を連れ出そうとした。

 

「あんた名前は?」
「市川美也…です」
「俺、三崎正一郎」

そんな美也を黙ってみつめる古都。

娘の友達【第19話】ネタバレ

古都にLINEのメッセージを送ったが返事がない。心配する晃介。

美也と食事をしながら、学校での様子を尋ねる。

朝の古都の返答を思い出しながら、美也は晃介に「きーちゃんて覚えてる?」と古都のことを話し出す。

内心動揺しつつも覚えてないフリをしながら、自室に戻る。

 

「大丈夫、大丈夫だ…」

自分に思いきかせる晃介。

 

学校で美也は階段下に向かう。

なぜか気になる男子学生 三崎に「あの如月とかいう女、なんかうさん臭いよな」と突然言われ、動揺しながら古都をかばう。

 

それを階段の上から立ち聞きしている古都の姿が。

 

かわらず美也に接する古都。

疑心暗鬼な美也に「お父さんその後様子はどう?」と問いかける。

もっとちゃんと相談に乗ってあげたいしと土曜日に美也の家に遊びに行く約束を取りつける。

 

「自分の親の本当の姿って…知りたいって思う?」

美也に問いかける古都。

 

晃介は仕事帰りに古都の働く喫茶店に立ち寄る。

携帯電話が水没してしまったと古都が言うと、晃介はホッとする。

 

「晃介さんと一緒にいて、こうやってドキドキしてると、私ってこんなに素直になれるんだって…私の本当の姿を晃介さんに見てもらえると嬉しいです」

 

「晃介さんも…もっとドキドキしたいですよね…?」

土曜日のスケジュール表を見つめる美也。

娘の友達【第20話】ネタバレ

「晃介さんも…もっとドキドキしたいですよね…?」

 

そう言ってインスタントカメラで晃介のツーショットの写真を撮る。

 

「現像するまでどんなのが出来上がるかわからないって、ドキドキしますね」

 

「なんか宝物のタイムカプセルみたい…」

とうれしそうな古都。

朝、美也を起こし仏前に挨拶し出勤しようとする晃介に、土曜日の件を言い損ねる美也。

課長昇進した晃介のもとに、女子新入社員が配属される。

ランチがてらに面談をしていると「なんか市川課長ってモテそうですよね」と言われる。

学校で告白された古都は断る時に「もしかして彼氏とかいるの?」と聞かれはにかむ。

帰宅途中の電車で古都とメッセージのやり取りをしている晃介。

クローゼットの整理をしている古都から「土曜日にこの恰好で行きますね」と言われ、晃介は訳が分からない。

 

「晃介さんのお家に遊びに行っちゃいます♪」

「いっぱいドキドキしましょうね」

とメッセージが届き呆然とする晃介。

娘の友達【第21話】ネタバレ

帰宅した晃介は、まさか美也にバラすつもりでは…と心配になる。

部屋にやって来た美也から、土曜日に古都が遊びに来ることを告げられる。

晃介は動揺を隠しながら了承する。
部屋を出た美也がまた入ってきた。

 

「私に何か……隠してることって……ないよね?」

「女の人とふたりで出かけることとかってあったりするの?」

 

焦りながらも否定する晃介だったが、美也の態度を見て何か気付いているのでは?と思ってしまう。

美也に嘘をついたことで、後戻りできないところまできてしまったのかもしれない…と感じだす。

シャワーを浴びながら明日の晃介の家に遊びに行くために入念に体の手入れをしている古都。

母に、明日友達の市川さんの家に遊びに行くと告げると、一瞬間をおいてから笑顔を浮かべ快く承諾する。

そんな母から、翌日の父の帰宅を聞く。

 

「もちろんあなたはお父さんと一言も話さないわよね?」

「あんな人と話したら駄目よ。あんなのほんとろくでもない男なんだから」

とぶつぶつつぶやく。

 

そして市川何さんてお宅に行くのと聞いてくる。

古都が美也のことを答えると「じゃあお母さんもご挨拶に行くわね」と告げる。

瞬間呆然とした古都は、逆らえず諦めた表情で「はい」と返事する。

インスタントカメラで部屋の窓から見えた月を撮る古都。
同じくしてベランダで一服しながら月を見上げる晃介だった。

娘の友達【第22話】ネタバレ

古都がやって来る当日、もうすぐ到着のメッセージを受けそわそわする晃介。

美也が訝し気に見ている。
古都が到着し晃介は隠れるが、玄関で何か話し込んでいる。

 

美也によばれて玄関に行くと、そこには古都の母の姿が…。

 

晃介は挨拶をしたが、帰り際閉まるドアから中を眺める母だった。

古都と美也は楽しそうにお菓子作りの準備をしている。

美也が席を外した隙に何をしているのか古都に尋ねるが秘密にされる。

美也が戻ってきたので慌てて自分の部屋に行く晃介。
お父さんが何か変なこと言ってた?と古都に尋ねるが、挨拶しただけと答える古都。

いつもよりテンションが高い古都と仲良くお菓子作りを進めるが、古都が用意するはずだったクッキングシートを忘れ、美也が買いに出かける。

その隙に晃介の部屋に入ってくる古都。

慌てる晃介が「今日はふたりでいるのは…」と言いかけると、古都はベットに腰かけている晃介の横に座る。

顔についている粉を指摘すると古都は目をつぶり晃介にとってもらおうとする。

今日は駄目だと否定する晃介に古都はこう言った。

 

「土日だって「お父さん」じゃない時間があったっていいんじゃないかなって思うんです」

「ね?10分だけ……」

 

娘の友達【第23話】ネタバレ

晃介の手を自分の頬に寄せ、指先から腕そして体へと匂いを嗅いでいく古都。

わんわん、と言いながら体を晃介に押し付けてくる。

目を見開き冷や汗を流す晃介。
何かしらの純粋な狂気を感じてしまう。

晃介のために着てきた洋服を見せたり、インスタントカメラを手にはしゃぐ古都。

晃介は、美也が本当に出かけているのか不安に思う。

そんな晃介を気にも留めずはしゃぐ古都に、家では駄目だよと諫める。

それでもインスタントカメラで写真を撮ろうとする古都に対し憤りを感じた晃介はキレてしまう。

会社や家庭で、自分を殺して役割を演じていることより、自分自身が本当はどうしたいかが大事だ、と言ってくれた古都には感謝しているが、でも演じている自分も大人には必要なんだ、と。

 

だからこういうのは迷惑なんだよ、と告げる晃介。

 

古都の表情はわからない。

 

美也が帰ってきた気配がして、古都は部屋を出ていく。

お菓子作り進めるふたり。

 

「みーちゃんはこのクッキー男の子にあげたりするの?」

と美也に聞く。

 

「きぃちゃんこそ気になってる人ととかいたりしないの?」

と美也が聞くと、「いるよ」とはにかみながら答える。

娘の友達【第24話】ネタバレ

古都の答えに少し驚く美也。

どんな人?と聞くと

 

「仔犬みたい…かな」

 

「とっても可愛いの、生きるのに一生懸命で」

付き合ってるの?と聞くが、

 

「たぶんその人、私のこと好きじゃないから」

 

「その人、もかな…」とさみしそうな古都。

祖父の喫茶店であるバイト先で知り合った、と経緯を話す。

古都の行動が不安な晃介はキッチンを覗きに行くが、特に古都とも話さず気まずいまま古都は帰っていった。

インスタントカメラを返すことができないまま…。

翌朝、晃介が起きると美也はもう学校に行ったようだった。

学校で三崎にクッキーを渡す美也。
晃介は会社でケアレスミスをしている。

 

昨日古都に言い放った言葉と態度を引きずっていて、懸命に自分を正当化しようとしていた。

新入社員の本間がハンカチを落としたのに気づいた晃介は後姿に思わず「如月さ…」と古都の名前を間違って呼びかける。

会社を退勤した晃介は、喫茶店に行けなくなったと悲しむ。

帰り道、古都と一緒に過ごした場所で猫を探したりしてしまう。

古都のインスタントカメラを持っていた晃介がビルの間の通気を撮影しようとした時、新入社員の本間から声を掛けられ焦る。

娘の友達【第25話】ネタバレ

本間と飲みに行くことになった晃介は美也にメッセージを入れる。

将来子供を育てながら働きたいと言う本間に、偉いな、でも体は大事にしなよ、と伝える。

 

「課長って優しいですよね」

と晃介に惹かれていく本間。

 

酒も入り酔いが回っている本間は、名前を呼び間違えたことをするどく突っ込む。

彼女さんだったりしてと言われ、動揺を隠せない晃介。

このことは秘密にしてほしいと本間にお願いするが、酔って少しヤキモチを妬いた本間は、如月さんに会ってみたいと言い出す。

冷蔵庫に夕食がなくコンビニに向かう美也。

飲み会と言う晃介を疑っている。
美也とのことにも何か感じ取っている。そこで偶然に三崎と出会う。

 

いつも一人の夕食なのか?と三崎に聞かれ、今日はお父さんがきぃちゃんとデートしてるからと告げる。

 

本当は新入社員の本間となのだが…。

 

それマジだったら引くから、と三崎に言われるが、美也は泣き出してしまう。

娘の友達【第26話】ネタバレ

泣きながら美也は、古都には好きな人がいて、バイト先の喫茶店で知り合ったのだと三崎に話す。

じゃあこの後バイト先に行ってみよう、一度見かけたことがあるからバイト先を知っている、と美也に提案する。

バイトに入っていれば今夜の疑いは晴れるだろうからと。

晃介と本間は飲みに行った店を出ると、今から古都を見に行こうと酔った本間は晃介を誘う。

バイト先の駅に降り立った美也は、そこが晃介の会社のある駅だと三崎に告げる。

喫茶店の近くまで来た晃介はまだ渋っている。

だが本間の押しの強さと、家に来た時古都を拒絶し、関係は終わってしまったとヤケクソみたいな感覚で喫茶店の前まで行ってしまう。

 

中に入って見たいと言う本間と押し問答していると、美也と三崎が立っていた。

 

慌てる晃介にどうしてこの店に来ているのかと美也が問いただす。

ここ如月古都がバイトしてる店ですよね、と三崎が言う。
青ざめている晃介を見て本間が、自分の行きつけの店だとフォローするが、美也には伝わらない。

 

「お父さん…わかってるんだよね?」

 

「きぃちゃんがここにいるって」

 

「本当はいつもふたりで会ってるんでしょ……?」

泣きながら、晃介をにらみつけながら、問い詰める美也。

晃介を信じられないと言う美也に、誤解だと否定する。

本間が助け舟を出し、課長は家族思いでいいお父さんだと言っても、疑心暗鬼の美也には通じない。

 

「やましいからって嘘ついて、家族を裏切るのもたいがいにしてよ!」と叫ぶ美也。

 

真っ青になりながら、とにかく一旦家に帰るように腕を掴むが、

 

「触らないで、気持ち悪い!!」

「この期に及んでそんな偉そうな父親面しないでよ!」と興奮状態の美也。

どうしたらいいかわからなくなった晃介は逆ギレしてしまう。

 

「俺だって…!!どうしたらいいのか…そんなの…わかんないんだよ!!」
驚いて晃介を見つめる美也。

 

「父親も課長も俺にとっては大切な自分だよ!でも……!!」

「父親でも課長でもない俺は……いちゃいけないのかよ……?」
晃介の悲痛な問いかけに一同はたたずむ。

その時、バイトを終えた古都が店から出てきたのだった。

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娘の友達【第4巻】ネタバレ

娘の友達【第27話】ネタバレ

バイト先の喫茶店から出てきた古都は、晃介と美也がいることや、晃介の表情からじょうきょうを把握した上で「晃介さん、どうしたんですか?」と言う。

 

あまりにも堂々としている古都に絶句する美也。

 

「きぃちゃんが気になってる人って……おと…お父さんのことだったの……?」と尋ねる。

 

少し考え込み晃介の前に立つと古都は「そうだよ」と告げる。

 

水族館へ行ったことや絆創膏のことも、全部きぃちゃんなの?と聞かれ、うん、と答える。

 

古都は

「わたしがしつこくしてただけで、お父さんは私に何もしてないよ」

と言う古都に対し、美也は

 

「変だよ、そんなの……普通じゃないよ……」と答える。

 

「”普通”って何?」微笑みながら問いかける古都。

 

美也は啞然とし、あきれた顔で、言葉にしないとわからないなら人として終わってるよ、と吐き出す。

 

弁解しようとする古都の頬を叩く美也。

 

「きぃちゃん、あんた最低だよ!!」

と泣き出した。

 

状況を見かねてその場から美也を連れ出す三崎。

気まずい中、本間も立ち去る。

 

呆然自失となった晃介に「ナイショにできませんでしたね」と古都が言う。

 

空を見上げながら「今日の月って綺麗ですよね」と呟いた古都に「うん」とうなづく晃介。

 

「良かった」

と笑みを浮かべる古都だった。

 

「……すべてが終わった……」

と晃介は思う。

 

翌朝放心状態の晃介は、美也の学校に欠席の電話をする。

 

教師に、家庭で何かあったんですか?と問われ、やっと現実を直視した晃介は電話口で泣きじゃくる。

 

「俺という人間は今……いったいどこに立っているのだろう」

娘の友達【第28話】ネタバレ

古都は家の外に立っている。

中では帰宅した父に母がうれしそうにいろいろ話しかけている。

古都の所在を聞く父に、興味なさげに「出かけているのでは?」と言う母。

門の外に座っている古都の耳にいきなり、物が割れる音と母のヒステリックな叫び声が聞こえた。

 

「本当に仕事なんですか!?」

「どうせあの女の所に戻るんでしょう!?」

と父にすがりつく。玄関前で泣き伏す母。

 

門から出てきた父は古都に「お前は小さい頃から何も変わらないな…」と言い立ち去る。

玄関前で泣き崩れる母に「大丈夫?」と声を掛ける古都。

すがりつく目で古都を見つめ、両頬に手を当てながら「あなたは本当によく出来た良い子になったわ」と言う。

 

一瞬遠い目になった古都は、すぐに満面の笑みを浮かべ母の手に自分の手を重ねる。

 

カーテンを閉めきった部屋で、水族館の半券を見ながら携帯電話を操作する古都。

鏡の前に立ち

 

「良い子と悪い子、私はどっちに見えますか?」

ホテルで晃介に告げた言葉を思い出しながら、良い子の顔と悪い子の顔を交互に作る。

 

会社で晃介とふたりきりになった本間は、誰にも言いませんからと足早に立ち去る。

古都からの新着メッセージの通知を見る晃介。

帰宅しても美也に声を掛けられず自室にこもる。

古都からのメッセージを開くことができない晃介。
古都から取り上げたインスタントカメラを捨てようとするが、捨てることが出来ず苦しむ。

娘の友達【第29話】ネタバレ

古都からの新着メッセージが増えていくが、開くことができない晃介。

会社で、人手が足りないので夏休み変更の依頼を部下にお願いするが断られてしまい、仕事もままならないでいる。

晃介と連絡が取れなくなった古都は、書いた手紙と水族館の半券を細かくちぎり紙吹雪にして撒き上げる。

 

ベットに寝転び思い悩む古都。

 

終業式に休んだ美也の成績表を取りに来た晃介。

教師に、家庭で何かあったわけではないですよね?と釘を刺される。

廊下に出た晃介は、カバンの中に古都のインスタントカメラがあるのに気づき、古都の教室へと向かう。

座席表から古都の席を見つけると、そこに笑顔の古都の幻影を見る。

机の中にカメラを入れようとした時、教師に見つかり返すことができなかった。

ゴミ置き場で捨てようとするができず、結局目に留まった写真屋で現像することにした。

娘の友達【第30話】ネタバレ

晃介の父母が訪ねて来ることになり、部屋から出るように美也を促す。

思いのほか落ち着いている美也。夜に話す時間がほしいと頼むが、美也からの返答はなかった。

みんなで食事をしながら、母が美也に学校生活のことを尋ねるが「つまんないよ」と言って部屋にこもってしまう。

様子がおかしい美也のことを晃介に問いただし、説教をしはじめる。

どうせいつかは実家の酒屋を継ぐのだから、早めに実家に戻ってこいと言う母に対し、こっちは大丈夫だからと伝える。

それでも引き下がらずに口うるさく説教をする母の話の腰を折って、父がタバコをどこで吸ったらいいか尋ねる。

 

一緒に行くよとついていく晃介。

「男は…じっと耐えなきゃならねぇんだ。良い夫…良い父でいるためにはな」

 

「そういう生き方息苦しくないの」

と聞く晃介。

 

父母が帰ったあと、話をするために美也の部屋に行く。

不快な思いをさせてすまなかったと土下座して古都のことを謝る。

 

「本当に…お父さんからじゃないんだよね…?」

と問う美也に「ああ…誓うよ」と答える晃介。

そんな美也に、一緒に晃介の実家に引っ越そうと言ったらどうする?と尋ねる晃介。

 

驚く美也。

学校にも行きにくいだろうし、転校が早い方が友達も作りやすいし、と言う晃介に「本気なの…?」と聞く。

 

晃介は

「美也のためにできることはなんでもやりたいんだ」

と答える。

 

「か…勝手に決めつけないでよ!!」

「私がそんなの求めてないことぐらいわかんないの…?」

「私のためとか言って…自分が他人の目、気にしてるだけでしょ…!?」

 

「お父さんは結局…いつも自分勝手なんだよ…!」

 

激高した美也は荷物をまとめ、玄関で晃介に靴を投げつけ「しばらく帰らないから」と出て行ってしまう。

娘の友達【第31話】ネタバレ

美也が出て行ったあと、呆然としたままの晃介。

我に返り美也のあとを追う。もうすでに美也の姿は見えない。
美也の携帯に電話するが、留守番電話サービスにつながるだけだった。

GPSサービスで追跡できることに気づき、美也が渋谷にいることを確認できた晃介。

その頃、三崎を呼び出した美也は渋谷にいた。

とりあえずぱーっと遊ぼう、と言って三崎は、晃介からの着信バイブが続く美也の携帯電話の電源を切る。

 

GPSの信号が消えてしまい、渋谷に着いた晃介はあてもなく美也を探す。

 

翌朝になり、晃介に電話の着信が入る。美也かと思って慌てて電話に出るが仕事の電話だっ
た。

 

7時に会場集合ですが大丈夫ですか?と言われ時間を見ると、7時を過ぎていた。

 

膝から崩れ落ち、申し訳ございません、と繰り返す晃介。

娘の友達【第32話】ネタバレ

晃介は牛丼屋で食べかけのまま呆然自失となっている。

会場に大幅に遅刻していき、晃介はあきれかえった顔で見られている。
美也にメッセージを送り続けるが、返ってきたのは「しばらく帰りません」の言葉だった。

 

人事部に呼び出され、会場への遅刻の件、その後もずっと携帯をいじっていたことなどを注意される。

 

その後ろを通りかかる同期の目。

牛丼屋でコップの水を見つめる晃介は、真っ暗な水中にスーツのまま立っていて、歩き出すといきなり息苦しくなり溺れそうになる白昼夢を見る。

 

現実に戻り咳き込む晃介の前に、「よく頑張りましたね」と微笑む店員服姿の古都の幻影が…。

 

頭をポンポンの撫でられ「き…きさら」と呼びかけようとした。

 

携帯の着信音で我に返った晃介は汗だくのまま「キモすぎだろ…俺…」と思う。

 

着信は古都のインスタントカメラを現像に出した店からで、今から行くと答える。

娘の友達【第33話】ネタバレ

古都のインスタントカメラを現像した写真を取りに行った晃介。

実は写真は受け取らない気でいた。

古都とは一切係らない、考えることすらもしない、それはすべて罪なんだと自分に言い聞かせてきた。

 

でもこの時の晃介は、深海で酸素を探してあえぐ魚のような感覚で…。

 

公園のベンチで写真を見る晃介。

そこには、

 

喫茶店で仕事をする晃介、

古都がいきなり撮った晃介とのツーショット、

一緒に見かけた猫、古都の大事なもの引き出しに入った水族館の半券、

夜の空、

晃介の家に遊びに来た時着ていた服をきた古都、

美也と一緒に作ったクッキー、

晃介の部屋、

そしてまた夜の空の写真 があった。

 

その写真を見つめながら涙を流す晃介。

 

「……如月古都だけが……」

「…俺との思い出を「宝物」だとい言ってくれたんだ……」

 

ふと、夜空の写真が二枚あることに晃介は気づく。

一枚は晃介が夜空の月を撮ったもの。もう一枚は古都が撮ったもの。

 

古都も同じように夜空の月を撮ろうとしていたのだった。

 

「彼女と同じものを見ていた」

 

「同じものを撮ろうとしていた」

 

「……たったそれだけのことで、俺は呼吸ができる気がしたんだ」

廊下を歩いていると古都は母から呼ばれる。

「これは何?」と見せられたものは、ちりじりに破いたはずの晃介への手紙を貼り合わせたものだった。

 

憎々しげに古都を見つめる母から逃げ出す古都。

仕事終わりにメッセージが届く。

懸命に走る晃介。

 

「一緒に猫を見つけた路地裏になんとなく来ちゃったんですが」

 

「今日は猫いません」

 

「今日は月が見えませんね」

娘の友達【第34話】ネタバレ

路地裏にたどり着いた晃介。

背中を見せしゃがみ込んだ古都が振り向く。

バイトは辞めたという古都。
LINEを返せなくてごめん、と言う晃介に

 

「どうして来てくれたんですか?」

と尋ねる。

「「君のことちゃんと見るよ」なんて言ったのに、そんなの口ばっかりで…」

「全然ちゃんと見れてなかった」

 

「ごめん」

 

「それだけ言いたかったんだ」

母に辞めろと言われたのでバイトを辞めることになったと晃介に告げる。

本当は辞めたくないんだったらお母さんに頼んでみたらどうか、と晃介は言った。

古都は、出かける時に恋人のように腕を組んで楽しそうにしている母の話をし、

 

「その時の置お母さんの純粋な目と言ったら」

 

「かわいいんですよ」

「お母さんは…私がいないと寂しくて死んじゃうんです」

唖然とする晃介。

 

「でも…お母さんは…君の寂しさを埋めてくれるの?」と古都に問う。

 

その時母からの着信が…。暗い瞳で画面を見ている古都から、鳴り響く携帯電話を取り上げ拒否のボタンを押す。

 

晃介の顔を見つめる古都を抱きしめる晃介だった。

娘の友達【第35話】ネタバレ

抱きしめた古都から離れると、携帯電話と現像した写真を渡す。

しゃがみ込み写真を地面に並べ見つめている。

同じようにしゃがみ込んだ晃介は「やっぱり俺には…君は悪い子には思えないよ…」と伝える。

 

「頭をなでて……もらえませんか?」

と古都が言う。

 

言われたようになでてやっていると、その手を掴んでゆっくりと嗅ぎだす古都の様子に、晃介はまた言葉を失う。

古都は晃介に家の近くまで送ってもらい、母に謝りながら家に入るが部屋は真っ暗だった。

 

帰り道、美也からの「明日帰ります」というメッセージを見て喜ぶ晃介。

その前に立っていたのは古都の母だった。

 

「先日はお世話になりました」と言いながら挨拶をしてくる。

立ち去ろうとした晃介に「下の名前を教えていただけませんか」と聞いてくる。

「市川…晃介ですが…」と答えると笑顔でお礼を言って立ち去った。

母の携帯画面には、「晃介さんへ」の書き出しから始まる、繋ぎ合わせた古都の手紙が…。

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娘の友達【第5巻】ネタバレ

娘の友達【第36話】ネタバレ

家出中の美也は宿泊しているホテルに正一郎を呼び出した。

なんでも好き放題できると思っていたが楽しいのは最初だけ、結局明日には家に帰るつもりだと美也は言った。

どうして学校に行けなくなったのか、その理由が今でもよく分からないという美也。

母親が亡くなったから…勉強についていけなくなったから…何か理由があると思ったがそれも分からない。

自分は逃げてばかりだという美也だが、正一郎は美也の父親も古都に逃げたし別にいいだろと言った。

――その頃、晃介は家で美也のご飯を作りながら古都のことを考えていた。
古都が成人したら付き合う?それともただの友人としていつづける?

古都の心の窪みを埋めてあげたいと思う晃介だった。

娘の友達【第37話】ネタバレ

家出から帰ってきた美也は晃介が会社に行っていて家にいなかったことにホッとしていた。

冷蔵庫に用意してあった肉じゃがを電子レンジで温めながら最後に晃介と会った時のことを思い出していた。

――古都は本屋に出かけようとしたが自分の靴が一足もないことに気づく。
すぐに母親に確認したが、「靴なんて夏休みが終わるまで必要ないでしょ?」という言葉に何も言い返せない古都だった。

――晃介の会社ではホームページに「市川晃介は犯罪者です」という怪文書が送られてきたことが問題になりつつあった。

娘の友達【第38話】ネタバレ

池袋で出張の打ち合わせをした後、近くにいた古都と合流した晃介。

ひとりで水族館に行っていたという古都は、時間も遅いしどうするかと聞かれると晃介のバッティングが見たいという。

二人は夜のバッティングセンターにやって来た。

バットを持つのが何年ぶりという晃介は空振りを繰り返して古都に笑われていたが、たまにイイ当たりを見せると「すごーい!!」と嬉しそうに声を上げる古都だった。

今度が古都が晃介に指導を受けながら打席に立ってみる。

晃介は古都の履いていたパンプスが大丈夫か気になったがとりあえず打たせてみることにした。

案の定、一球もかすることなく終了。

ふくれっ面で打席を出る古都を笑う晃介。

その後、このあいだ美也が家出したことを報告した晃介だったがそんなことを伝えるべきじゃなかったとすぐに謝った。

古都は美也のことも心配だったが、晃介こそ大丈夫だろうかと思っていた。

その時、晃介の携帯に仕事のメールが届いた。
中身を確認していると横から覗き込む古都。

今度出張があるという晃介に、一緒に行く本間という女性が気になった古都。
焦って否定した晃介を見て冗談だと笑った。

娘の友達【第39話】ネタバレ

朝、晃介は美也に出張でしばらく帰れないと伝えると家を出た。
今日は始業式だから学校に行ってみるという美也は素っ気ない感じだった。

――出張先で旅館の視察をしている晃介。
家具のことで質問され困っていた本間をさりげなくフォローしてあげた。

仕事が終わって19時までゆっくりできることになった晃介は部屋でくつろぎながら山の景色を写真に収めるなどして過ごした。

亡くなった妻・恵子ともっと一緒に旅行すれば良かった…美也ともまた旅行できたら…そして古都ともいつか一緒に…そう思う晃介だった。

夕食の時間、本間と二人で食事をしている晃介。

本間は昼間にフォローしてもらったお礼を伝えると、その後美也とどうなったのかと心配して聞いてきた。

今は落ち着いていると言う晃介に「市川課長は…」と何かを言いかけたがその続きは言えなかった。

夕食後、大浴場に行こうと部屋を出た本間は制服姿の女子高生が視野に入った気がして振り返ったがもういなくなっていた。

娘の友達【第40話】ネタバレ

晃介の出張先である箱根は雨が強く降っていた。
しばらく部屋から夜の箱根を眺めていた晃介は亡くなった妻・恵子の実家に電話をした。

たまにでも連絡をくれると嬉しいという義母は「晃介と美也に心から幸せになって欲しい」と親子の幸せを一番に願っていた。

義母との話が終わって電話を切ると部屋をノックする音が聞こえた。
本間かと思ってドアを開けるとそこには雨で濡れた古都が立っていた。

――本間は湯船に浸かりながら晃介の考えていることが分からないと悩んでいた。
古都や美也と会ったあの日、どうしてあんなことがあったのに普通にしていられるのかと不思議に思うのだった。

――晃介の部屋へ押しかけてきた古都はこのあいだバッティングセンターで覗いたメールにあった旅館の名前を憶えていたためここまで訪ねてきたという。

この時、晃介は本来なら古都にかける言葉はいくらでもあると思っていた。
「お母さんが心配する」、「送るから一緒に帰ろう」、「連絡もせず来たら駄目」…でも、どの言葉も古都を救えない気がした。

「迷惑かけてごめんなさい」と抱きついてくる古都をやさしく引き寄せた晃介。

娘の友達【第41話】ネタバレ

晃介は古都の濡れた目元をそっと拭うと、何か着替えを出すと言って奥の部屋の襖を開けた。

着替えを手渡すと向こうに行ってるという晃介の袖を掴んで話さない古都。
どうしたのかと思った晃介だったが、古都はその場に座り込んで下から見つめてくる。

晃介も目の前に座ると古都は身体を寄せて目を潤ませながら唇を重ねてきた。
「私がこれから良い子じゃなくなってしまっても見捨てないでくれますか…?」

晃介は何も言わずキスをした。
古都は晃介の首の後ろに両腕を回すと深く舌を挿し込んだ。

その時、本間が部屋をノックした。

娘の友達【第42話】ネタバレ

時間はもう少しで夜の10時といったところだったが仕事で聞きたいことがあると言って部屋へ来た本間は半ば強引に部屋へ上がり込むと、じっと晃介の顔を見つめた。

動揺を見透かされないよう平静を保とうとする晃介。
とりあえず資料を持ってくると古都が隠れている部屋へ行く。

中には晃介のシャツを着た古都が待ち構えていて、晃介を見るなり抱きついてキスをしてきた。
それをなんとか引き離した晃介は無事に仕事の話を片付けると怪しむ本間を部屋へ帰した。

夜、同じ布団で寝ている晃介と古都。
古都のことをもっと知りたいという晃介に、自分が水族館に通うことになった理由を話し始める古都だった。

娘の友達【第43話】ネタバレ

中学一年の頃、文化祭の出し物を両親に見せるのを楽しみにしていた古都。
結局、父親は仕事の都合で来られず母親だけしか来られなくて少し残念に思った。

後日、親子3人で水族館にやって来た古都。

水族館の魚を「こんな狭い空間で一生過ごすなんて惨めだ」という父親と「綺麗…」と感動している母親の価値観の違いを子どもながらに感じていた。

帰りの車中で喧嘩する両親に心苦しい思いをしていた古都は、その後も今日の水族館での出来事をたまに思い出すようになっていた。

古都は水泳の授業中、泳いでいる時に水族館での母親の言葉を思い出していた。
すると自分が魚になったような気分になり大海を泳いでいるようだった。

娘の友達【第44話】ネタバレ

古都の話を聞いていた晃介だったが、水族館に通うようになった理由のはずがいつの間にか彼女の内面を語っているように感じていた。

――ある日、古都が母親と買い物帰りに野良の子猫を見つけた時のこと。
子猫はお腹を空かせているのか古都の持っていたソフトクリームを一舐めした。

母親が汚いと注意すると逃げ出した子猫。
追いかけてみると路地裏で母猫が死んでいた。

その姿を見た古都の母親は「好き勝手に生きてるんだから自業自得、汚い生き物ね」と言い放った。

母親のその言葉に自分が言われたような気がしてドキッとした古都だった。

帰宅した古都は父親がいないことに気づく。
母親は「タバコでも買いにいったのかしら」と特に気にしていない様子だった。

古都はこのあいだの学校のプールの授業でのことを話した。

クラスで泳ぐのが一番速かったと嬉しそうに言う古都だったが、母親はそれを無視するようにリビングで洗濯物を畳むように言った。

あまりの反応になんとも言えない気持ちになった古都。
しばらく立ち尽くしていると路地裏で死んでいた母猫のことを思い出した。

キッチンで洗い物をしている母親をチラっと気にするとタオルを古都はタオルを持って家を出ていった。

走って母猫の元へ向かう途中、古都は父親と会った。
死んでいた母猫に何かしてあげたいという古都に父親は付き合ってくれた。

死んだ母猫を木の根元に埋めると両手を合わせて涙をこぼす古都。
「…偉いな古都は」と父親に言われると意外な反応に少し驚いた。

家に帰ってから古都はまたプールでの話を母親にしてみた。
泳いでいたらかき分けてる水の流れがすごく気持ちよくて自分が魚になっちゃった気がした、と。

「そんなの変だよね」と言って母親を見るが反応がない。
「けっこう焼けちゃったぁ」と言ってシャツを肩までまくるがそれでも駄目だった。

しかし、ケーキを作るために用意してあったイチゴを一つ口に入れると「やめなさい、お行儀悪い」と言って冷たい目で古都を見つめた。

「あなたって猫にそっくりね」

母親はそう言うと何事もなかったかのように「さ、もう遅いからケーキ作りは明日にしましょ」といつもの雰囲気に戻った。

水族館の魚を一生狭い世界に閉じ込められたまま終えるなんて惨めだという父親、猫を汚い生き物だという母親、自分を猫そっくりだという母親、自分が魚になった気がした古都…。

古都は洗面所の鏡に映る自分の姿を見つめながら水族館でのこと、今日の猫のことを考えていた。

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娘の友達【第6巻】ネタバレ

娘の友達【第45話】ネタバレ

旅館で二人きりの夜、古都は晃介に水族館へ通う理由を話した。
自分は魚か猫か、そう訊ねる古都に「君は人間だよ」と諭した晃介。
それを古都の母にわかってもらうため、会う覚悟を決めたのだった。

娘の友達【第46話】ネタバレ

出張から戻った晃介は会社の上司に呼び出された。

「件名:市川晃介について」

晃介が女子高生とみだらな行為をしている疑いがあるとのメールが会社に届いていた。
説明を求められ、言葉に詰まりながらも「誤解」だと答えた。
身に覚えはないが差出人の見当はつく、とりあえず警察沙汰にはせず自分で処理する事に。

娘の友達【第47話】ネタバレ

会社に届いた告発メール、その差出人は古都の母親だろう。
話をして解決などするわけもないが、気がつけば家の近くまで来ていた。

家の前で立ちつくしていると古都に声を掛けられる。
公園へ場所を移し、晃介は古都の母に直接説明するつもりだったと話した。

「・・・晃介さんは私の何なんですか?」

関係なんて、呼び方なんてなんだっていい。
古都はそう言う晃介の前に立つと、外したリボンを晃介の首に括り付けた。

「呼び方がなんだっていいなら、私が決めてもいいですか?」

娘の友達【第48話】ネタバレ

古都はリボンをまるで犬の首輪のように晃介に括り付けた。
母親から虐待されている古都を助けたい、でもどんな言葉にも意味は無かった。

「正常な親子関係」とは?束縛するのが異常?叩いたりしなければ正常?
丸い月が出てたら綺麗だと思うのは自分が正常だからじゃないの?

古都にじっと見つめられた晃介は人目もはばからずキスをした。
口では「やめて」という古都だが晃介に身を任せると目を閉じた。

「古都・・・?」

ハッとして声のした方を見る二人、それは古都の母親だった。

娘の友達【第49話】ネタバレ

「カシャッ」

現場をスマホで撮影されてしまった。
古都は諦めたようにうつむくと母親の方へ歩いて行く。

警察に通報されたとわかると、怯えて立ち上がった晃介。
逃すまいと大声を出して周囲の人に助けを求める母親。

やがて取り押さえられた晃介の目には、呆然とした顔で見ている古都の姿が映った。
こんなはずじゃなかった・・・異常者は自分だったのか?

娘の友達【第50話】ネタバレ

古都の母親と晃介はそれぞれ聴取を受けていた。
自分の娘はずっと狙われていたという母親、キスは同意で乱暴はしていないという晃介。

古都もまた聴取を受けていたが、担当した女性警官が親切なことが引っかかった。
古都は友達のお父さんが自分を助けたいと言うのは当たり前なのかと訊いてみた。

女性警官は少しの沈黙の後、「普通じゃない・・・かな」と気まずそうに答えた。
それを聞いた古都は嬉しかったのか口元が緩んでいた。

娘の友達【第51話】ネタバレ

警察署から帰宅した古都は母親に促されシャワーを浴びていた。
虚ろな目でキスの感触を思い出しながら唇を指でなぞる。

そこに母親が入ってくると、服が濡れるのも気にせず古都を抱きしめた。
母親は古都が心配でたまらなかった、自分の大切な宝物だと言って必死にしがみついた。

シャワーから出た古都は買い物に行くフリをして駅で待っていた美也と合流した。

娘の友達【第52話】ネタバレ

古都は晃介と会っていたことを美也に告白した。
美也はなんのつもりかとショックを受け、少し歩きながら考えた。

どうして今更そんなことを言うのか、謝ったら許されるとでも思っているのか。
ようやく忘れられそうだったのに、美也は古都の考えや行動が理解できなかった。

学校まで歩いてきた二人。
グラウンドの中央まで来ると、「大嫌い」だと美也は古都を突き放した。

古都の考えは誰も理解できない、でも世界中から味方がいなくなったら連絡して欲しい。
こんなことになっても古都は美也にとって友達だった。

娘の友達【第53話】ネタバレ

聴取から帰宅した晃介は、ソファに腰を下ろすと一日を振り返っていた。

プルルルル・・・

着信は古都からだった。
古都は二人が初めて会った時の話をした。

変な客から助けてもらって嬉しかったこと。
その後、学校で見かけた時には疲れ果ててまるで猫か犬みたいだったこと。
晃介の会社に傘を返しに行った時、本音を打ち明けてくれて嬉しかったこと。

その時、仲間ができたのかもしれないと古都は思っていた。

水族館デートの後でホテルに行った時、本当はめちゃくちゃにして欲しかった。
いつの間にか晃介を逃げ場所や居場所みたいに感じていた。

でも自分は晃介にとって野良猫と同じ、結局は家に入れてもらえない存在。
だから「母親と話をする」と言われた時、無責任だと正直むかついた。

人間だと言ってくれて、生活を犠牲にしてくれて、踏み込もうとしてくれた。
歩み寄ろうとしてくれるのはわかってるけど、一緒にいたらダメだと思ってしまった。

これ以上誰にも迷惑はかけられない、母親にも警察にも美也にも。
その時、電話口から駅のアナウンスが聞こえた。

「20番線に新青森行きの――・・・」

「・・・さようなら晃介さん」、そして電話は切れてしまった。

晃介は自分の中の「正しさ」でしか彼女を理解しようとしていなかった。
結局は傷ついたフリをしていただけの卑怯者だ・・・!
古都の行動で気付かされた晃介は部屋を飛び出した。

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娘の友達【第7巻】ネタバレ

自分の娘と同じ高校に通う古都が忘れられない晃介。
古都もまた晃介のことが好きだった。

許されない恋に対する重圧に耐えかねた古都は別れの電話をかけた。
話を黙って聞いていた晃介、その電話口から新青森行きのアナウンスが聞こえた。

”良いとか悪いって誰が決めるんだろう”

かつて古都がつぶやいた問いに今なら答えを教えてあげられる。
晃介は古都を追いかけるため一台のタクシーを拾った。

”お父さん・・・”

見るとそこには娘の美也が立っていた。
古都と家族のどちらを取るのか、その問いに晃介は答えた。

”・・・朝までに戻る”

その頃、新幹線で北を目指していた古都は盛岡駅で下車していた。
そして、ふらっと入ったインターネットカフェで酔っぱらいに絡まれてしまう。

その男性二人組は古都の口元を押さえつけると無理やり乱暴しようとした。
するとそこに突然現れた晃介は身体を張って男達を追い払う。

その後、晃介は古都への想いをきちんと美也に話してきたこと、
そしていつかの問いの答えがやっとわかったことを伝えた。

”良いとか悪いとか・・・それは君が決めるんだよ”

お互いがそれぞれ一緒にいたいと思ったならそうすればいい。
この先も一緒にいようという晃介の言葉に古都は小さく頷いた。

晃介が助けに来てくれて、会いに来てくれて古都は嬉しかった。
潤んだ瞳で晃介の目をしばらく見つめていた古都は、そっと唇を重ねた。

そうして長い夜は終わった。

翌朝、家に戻ると美也が一睡もしないで待っていた。
自分の父親に知らない一面があることが気持ち悪いと泣いていた。
時間をかけて話をしていくしかないと思う晃介だった。

同じ頃、母親が待つ家に戻った古都。
その姿を見つけた母親は取り乱した様子で詰め寄ってきた。

”あの男と一緒にいたのね!?”

そう言われ平手打ちされた古都は床に座り込む。
しかし、古都は晃介の言葉を思い出すと母親に抱きついて言った。

”私ね・・・お母さんとちゃんと親子になりたいの・・・”

これまではお母さんの思う”良い子”になるために生きてきた。
それがもう疲れてしまった、だから逃げた。

でもお母さんもそうだった、本当は優しくて弱くていつも我慢していた。
これからは自分自身のために幸せになってほしいと古都は訴えた。

お母さんが古都を大好きなように、古都もお母さんのことが大好きだった。

それから五ヶ月が経つも、晃介は古都と一度も連絡を取り合っていない。
しかし、二人の将来を現実として向き合っていかなければならないと考えていた。

自分と古都は繋がっているという感覚だけが息をさせている。

ある日の夜、以前古都がバイトしていた喫茶店を訪れてみた。
すると母親からバイトの許しが出ていた古都と偶然再開する。

バイト終わりの帰り道、近況を話しながら歩く二人。
自信がなくなり愚痴っぽくなったと笑う晃介の手を古都はぎゅっと握った。
そして歩道橋から見えた真ん丸の月を宝物のように優しく握ると晃介に手渡した。

”・・・・・・これで少し苦しくなくなりますか?”

いつも淡く儚い光で晃介の足元を照らし続ける古都。
父親として会社員として現実が続いていく晃介。

自分が自分であることが何よりも難しい。
だからあの夜手渡された彼女との秘密を隠し持つ晃介だった。

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出典:まんが王国

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出典:まんが王国

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